仙台牛×米沢牛、文化と食を味わう1泊2日コース
杜の都・仙台から歴史の街・米沢へ。仙台牛と米沢牛の絶品を味わいながら、上杉神社参拝や伝統工芸の笹野一刀彫体験、酒蔵見学など東北の文化と自然をじっくり堪能する1泊2日旅です。東北の魅力あふれる街で、心も体も癒やされる旅をしましょう。歴史の息づく街並みを散策しながら、心落ち着く大人の休日をお過ごしください。
想定期間 - 1泊2日
想定予算 - 45,000円
– 09:20
緑に囲まれた『仙台市博物館』で、伊達文化に触れる

国指定天然記念物である青葉山の麓、仙台城三の丸跡に建つ『仙台市博物館』。仙台伊達家から寄贈された文化財の保管・展示・研究のため1961年に開館しました。2021年から2024年にかけて行われた大規模改修では、展示環境の快適性と視認性が大きく向上。来館者がより深く、より楽しく歴史に触れられる空間へと生まれ変わりました。


館内には仙台藩や伊達家にまつわる約10万点の資料が収蔵されています。中には国宝「慶長遣欧使節関係資料」や、重要文化財の伊達政宗所用具足・陣羽織といった貴重な文化財も。常設展は季節ごとに展示替えが行われ、仙台の歴史や文化を多角的に学ぶことができます。年3~4回開催される特別展や企画展も要チェックです。


基本情報
住所 | 仙台市青葉区川内26 |
---|---|
電話 | 022-225-3074 |
営業時間 | 9:00~16:45(最終入館16:15) |
料金 | 一般・大学生460円、高校生230円、小・中学生110円 |
定休日 | 月曜 |
– 11:00
昔と今が交差する『仙臺緑彩館』で青葉山の豊かな自然を満喫

『仙台市博物館』の南東、川内追廻地区に位置する『仙臺緑彩館』は、仙台藩の重臣・片倉小十郎の屋敷跡に開館したビジターセンターです。江戸時代の片倉屋敷を参考にした設計で、かつての御広間は吹き抜けのラウンジに。「仙台・青葉まつり」の山鉾や「仙台七夕まつり」の吹き流しが展示され、来館者を華やかに迎えます。


仙臺緑彩館がある『青葉山公園』は、青葉山と広瀬川に抱かれた自然豊かなエリア。四季の移ろいとともに表情を変える風景を眺めながら散策も楽しむことができます。広瀬川を眺めながらくつろぐことができるウッドデッキや、仙台ならではのお土産を見るのも楽しみの一つ。歩き疲れたら、館内のカフェでひと息つくのもおすすめです。


基本情報
住所 | 仙台市青葉区川内追廻無番地 |
---|---|
電話 | 022-266-1651 |
営業時間 | 3月~11月 9:00~19:00 12月~2月 9:00~17:00 |
定休日 | 3・6・9・12月の第1月曜日 12月29日~1月3日 |
– 12:40
『肉のいとう 仙台駅1階店』で究極ハンバーガーにかぶりつこう!

昭和42年創業の老舗精肉店『肉のいとう』。イートインを併設した仙台駅1階店で注目を集めているのが、仙台在住のバンド「MONKEY MAJIK」と共同開発した「HUNDRED BURGER」です。仙台牛100%のパティは、挽き方の異なる4種の部位を使用。さらにバンズからトマト、チーズに至るまで、宮城県産食材100%で仕立てたこだわり満載のひと品です。


ほかにも『肉のいとう』の人気商品・仙台牛すき焼き煮を使用した「仙台牛すき焼きバーガー」(1,480円)や、パティを10枚重ね、さらに仙台牛ローストビーフも贅沢に使用した「テンハンドレッドバーガー」(10,000円)など、仙台牛を堪能できるメニューが勢ぞろい。老舗肉屋が本気で手がけたハンバーガーを、ぜひ味わってみてください。


基本情報
住所 | 仙台市青葉区中央1-1-1 tekuteせんだい内 |
---|---|
電話 | 022-398-4129 |
営業時間 | 8:00~20:00(ラストオーダー19:00) ※ハンバーガーの提供は11:00から |
定休日 | 無休 |
– 15:20
米沢城跡に佇む。上杉謙信公を祀る格式高き社『上杉神社』

米沢城本丸跡に鎮座する『上杉神社』。明治時代に創建され、上杉謙信公を祀る格式高い神社です。かつては別格官幣社という社格を与えられ、その高い格式を今に伝えています。現在の社殿と宝物殿「稽照殿(けいしょうでん)」は、米沢市出身の近代建築の巨匠・伊東忠太博士が設計。スフィンクスのような独創的な意匠を持つ狛犬も必見です。


「稽照殿」は大火の教訓からコンクリート造で建てられ、日本初期のコンクリート造美術館建築としても価値があります。稽照殿では、上杉家ゆかりの甲冑や刀剣、古文書などを展示。松岬神社のほど近くには、150年前米沢牛を世に知らしめた「米沢牛の恩人」である、チャールズ・ヘンリー・ダラス氏の功績を伝える碑が立っています。


基本情報
住所 | 山形県米沢市丸の内1-4-13 |
---|---|
電話 | 0238-22-3189 |
開門時間 | 6:00~17:00(11~3月は7:00~) |
料金 | 参拝無料 |
『稽照殿』
開門時間 | 9:30~16:00(最終入館15:45) |
---|---|
料金 | 拝観料 一般700円、高校生400円、小・中学生300円 |
定休日 | 第2水曜(8月を除く)、11月26日~3月下旬は休館、展示替えのため臨時休館あり |
– 16:00
米沢の歴史を五感で学ぶ。国宝も常時展示『米沢市上杉博物館』

上杉神社の隣に立つ『米沢市上杉博物館』は、越後から会津を経て米沢に入部した上杉氏を中心とした米沢の歴史を紹介する博物館です。展示は、模型や映像、実際に手で触れられる体験型が中心。上杉鷹山公の藩政改革を描いた2種の映像が観られる「鷹山シアター」もあり、五感で楽しみながら歴史を学べます。


江戸時代の米沢の人々の暮らしを再現した精巧なジオラマは必見です。「上杉文華館」では、織田信長公が上杉謙信公へ贈ったといわれる、国宝「上杉本洛中洛外図屏風」(原本または複製)や貴重な古文書群、国宝「上杉家文書」の原本を常時展示。奥深い米沢の歴史を、見て、触れて、感じてみてください。


基本情報
住所 | 山形県米沢市丸の内1-2-1 |
---|---|
電話 | 0238-26-8001 |
開館時間 | 9:00~17:00(最終入館16:30) |
料金 | 常設展 一般410円、高校・大学生210円、小・中学生110円(企画展は別料金) |
休館日 | 4~11月は第4水曜、12~3月は月曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始 |
– 18:00
源泉100%の名湯と米沢牛を満喫。癒やしの宿『うめや旅館』

小野小町が父を探す旅の途中で発見したと伝わる、開湯1,200年の歴史を持つ小野川温泉。昔ながらの風情を守り続けてきた温泉街に佇む『うめや旅館』が今宵の宿。源泉100%の湯にこだわり、泉質は県内でもトップレベルと言われる濃厚な「4号源泉」を冷まして適温にする独自の工夫で、とろりとした極上の湯ざわりを実現しています。


宿の自慢は、主人自らが発案したという「温泉しゃぶしゃぶ」。温泉の豊富なミネラルが米沢牛の旨味を引き出し、余分な脂を落とすことで、さっぱりとヘルシーに味わえます。生後33ヶ月以上、未経産の雌牛など厳しい基準を満たしたものだけが名乗れる米沢牛。融点の低い脂と赤身の旨味、ここでしか体験できない食べ方で存分に堪能しましょう。


基本情報
住所 | 山形県米沢市小野川町2494 |
---|---|
電話 | 0238-32-2911 |
営業時間 | チェックイン15:00、チェックアウト10:00 |
– 10:00
職人技が光る!伝統の笹野一刀彫「お鷹ぽっぽ」『笹野民芸館』

米沢の地で約1,200年の歴史を持つ「笹野一刀彫」。その起源は、笹野観音への供物として木を削って作られた「笹野花」に遡り、坂上田村麻呂が戦勝祈願に奉納したと伝わっています。その後、上杉鷹山公が、自身の名から「鷹」の字を与え縁起物として奨励したことから、「お鷹ぽっぽ」と呼ばれるようになったそうです。


厄除け・魔除けから立身出世・商売繁盛へと意味を変え、今も愛される「お鷹ぽっぽ」。職人自らが山で探し、1年かけて乾燥させる希少なコシアブラから、独特な刃物サルキリ1本で削り出す技は圧巻です。『笹野民芸館』では作品の展示販売に加え、絵付け体験も可能。世界に一つだけの「お鷹ぽっぽ」を作ってみませんか?


基本情報
住所 | 山形県米沢市笹野本町5208-2 |
---|---|
電話 | 0238-38-4288 |
営業時間 | 10:00~16:00 |
料金 | 絵付け教室1,300円(要予約・1時間) |
定休日 | 火曜、1月1日 |
– 12:15
老舗精肉店「米沢牛黄木」の厳選米沢牛を多彩に堪能『金剛閣』

米沢市に店を構える『金剛閣』は、創業100年を超える老舗精肉店「米沢牛黄木(おおき)」が直営する米沢牛専門レストランです。好みや利用シーンに合わせて選べるよう、フロアごとに異なるスタイルで米沢牛の魅力を提供。2Fは焼肉「黄木」、3Fはすき焼き・しゃぶしゃぶ「毘沙門」、4Fはステーキレストラン「明星」の3種の味処があり、最高級の米沢牛を堪能いただけます。


「明星」でいただくのは、「米沢牛100% 黄金ハンバーグ 米沢牛赤身ミニステーキ付き」。肉の旨みを引き立てる特製和風おろしソースでいただきます。米沢牛の最大の特徴は、脂の融点が低いこと。人肌でも溶け出すほど繊細な脂は、甘く、とろけるような食感を生み出します。隣接する精肉店「米沢牛黄木 総本店」でお土産にもどうぞ。


基本情報
住所 | 山形県米沢市桜木町3-41 |
---|---|
電話 | 0238-22-4122 |
営業時間 | 11:00~15:00(LO14:30) 17:30~21:00(LO 20:30) |
定休日 | 火曜(祝日の場合は翌日) |
– 13:30
時を超え美酒を醸す。歴史ある酒蔵体験『東光の酒蔵』

米沢市にある『東光の酒蔵』は、安土桃山時代・1597(慶長2)年創業の「小嶋総本店」が運営する酒造資料館です。現代の酒蔵とは異なり、昔ながらの酒造りの雰囲気をそのまま感じられるのが魅力。入り口に飾られている400年前の創業当時に使われていた仕込甕や、100年以上前の巨大な六尺桶が並ぶ仕込蔵の光景はまさに圧巻です。


酒販売処では、酒粕を蒸留した粕取り焼酎を使った「吟醸梅酒」や、ここでしか手に入らない昔ながらの十水仕込みで造られた専売酒「御用酒屋の献上酒」が人気です。世界最大規模のワイン品評会IWCで最高賞を受賞した「純米大吟醸袋吊り十八」もぜひ味わいたい。子どもでも安心して飲める甘酒もお試しあれ。


基本情報
住所 | 山形県米沢市大町2-3-22 |
---|---|
電話 | 0238-21-6601 |
開館時間 | 9:00~16:30 【酒販売処】9:00~17:00 |
料金 | 入館料 一般350円、中・高校生250円、小学生150円 ※酒販売処は入場無料 |
定休日 | 年末年始(1~3月は火曜定休) |
– 14:45
堀端カフェで米沢織に触れる。伝統と革新の店『鷹山堂 丸の内』

上杉神社の堀のほとりに佇む『鷹山堂 丸の内』。大正12年創業の山口織物鷹山堂が「米沢織」をより身近に感じてもらいたい、という想いで始めたカフェ併設のセレクトショップ。
伝統と革新を融合させ、米沢織の新たな可能性を発信し続ける「鷹山堂」。この地から、その魅力を全国、そして世界へと広げていくことを目指しています。


カフェでは、自家焙煎のこだわりコーヒーや、山形県産小麦ゆきちからを使った自家製のベーグルが楽しめます。隣のショップには、米沢織の生地を使ったオリジナルブランド「米織小紋」をはじめ、山形県内のいいものがずらり。若い世代にも米沢織の魅力を伝えたいという想いで立ち上げた新ブランド「Loom」のアパレルも注目です。


基本情報
住所 | 山形県米沢市丸の内1-6-8 |
---|---|
電話 | 0238-33-2506 |
営業時間 | 9:30~17:30(LO17:15) |
定休日 | 火曜 |
自然・グルメ・体験がいっぱい!
東北エリアのモデルコースを他にもチェック!