三陸海岸を縦断ドライブ!絶景・食・歴史満喫よくばり旅

仙台からスタートし、作並や松島の自然と食を楽しみ、震災遺構で復興の歩みに触れます。三陸沿岸の浄土ヶ浜や北山崎の絶景をめぐりながら、最終目的地のハ戸へ。みちのく潮風トレイルのコース上にある蕪島神社や種差海岸を眺めたら、是川縄文館で縄文文化に触れて、青森グルメ満載のハ食センターで締めくくり。三陸の自然と食、歴史を満喫する3泊4日のドライブコースです。

アイコン:カレンダー想定期間 - 3泊4日

アイコン:電卓想定予算 - 00,000円

目次

SPOT MAP

DAY 1

JR仙台駅周辺でレンタカーを借りてスタート!
車で約50分

– 11:30

縁結びのパワースポット『湯神神社』で手を合わせよう

湯神神社は、宮城の名湯・仙台作並温泉にある旅館「大江戸温泉物語premium仙台作並」の湯の神でもあり、土地の守護神、商売繁盛の神を祀る神社として祈願されてきました。

最近では、縁結びの神様のパワースポットとしても注目を集めていて、境内には「作並温泉のお湯かけ地蔵」が。やさしい表情に思わずこちらも顔がほころび、穏やかな気持ちで手を合わせられそう。

基本情報
住所 宮城県仙台市青葉区作並元木
電話 022-395-2211
車で約10分

– 12:40

地元の味覚と安らぎを紡ぐ、作並の隠れ家カフェ『アルベロ・カフェ 作並店』

仙台作並温泉街に佇む「アルベロ・カフェ 作並店」は、洗練された空間が心地よいイタリアンカフェです。パンに具材をはさみ焼きあげるイタリア発祥の温かいパニーニ(サンドイッチ)やスパイスチキンカレーなどの軽食、彩り豊かな自家製スイーツをご用意しております。ほとんどのメニューがテイクアウト可能なので、作並温泉の散策や観光の合間に立ち寄って、お気に入りのパニーニやスイーツをテイクアウトし、美しい景色を眺めながら味わうのもおすすめ。

地元の常連客からも愛される温かな雰囲気もこのカフェの魅力の一つです。観光客はもちろん、地元の方々も気軽に立ち寄れる、アットホームな空間が広がっています。

基本情報
住所 仙台市青葉区作並字元木2-7
作並観光交流館ラサンタ内
電話 022-395-3430
営業時間 11:00~16:00
定休日 不定休
湯のまち作並 観光交流館 ラサンタは2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)まで休業
Webサイト https://albero-pizza.com/cafe.html
SNS https://www.instagram.com/alberocafe.sakunami/
車で約1分・徒歩2分

– 14:00

自然が織りなす立体的なサウンド『鳳鳴四十八滝』に耳を澄ます

宮城県仙台市内から山形県に抜ける国道48号沿いを流れる広瀬川には、大小さまざまな滝が折り重なるように連なる「鳳鳴四十八滝」があります。その名は、滝から響く美しい水音が伝説の鳥「鳳凰」の鳴き声に似ていることから名付けられたそう。

森の中にある高台から滝を眺めながら聴く水が落ちる音は、まるでスピーカーに囲まれているかのように立体的。雄大な自然の特等席でぜひご体感ください。

基本情報
住所 宮城県仙台市青葉区作並字棒目木
電話 070-1143-6633(作並・定義地区観光案内所)
車で約40分

– 16:30

宮城の名湯・仙台作並温泉にある『湯の原ホテル』で旅の疲れを癒やす

宮城県仙台市から車で約40分、名湯・仙台作並温泉にある「湯の原ホテル」は、懐かしいレトロモダンな空間が広がる温泉旅館。地元の職人技が光る仙台箪笥が配された温かい雰囲気のなか、ほのかな灯りに包まれながら、旬の食材を贅沢に使った美食の数々を堪能できます。

ロビーには、ウェルカムドリンクを提供するバーカウンターもあるので、お好きなドリンクを嗜みながら旅の疲れをゆっくり癒やして。

基本情報
住所 宮城県仙台市青葉区作並元木1
湯ノ原ホテル内
電話 022-395-2241
営業時間 11:00~4:00まで
定休日 火曜日・水曜日と、その他不定休
Webサイト https://www.yunohara.co.jp/

DAY 2

湯の原ホテルからスタート
車で約60分

– 10:00

採って食べて満喫 四季折々の果物を楽しむ『JRフルーツパーク仙台あらはま』

宮城県仙台市の沿岸部・荒浜にある「JRフルーツパーク仙台あらはま」は、8品目150品種以上の果物を栽培する観光農園。冬から春にかけては大人気のイチゴ、夏はブルーベリー、秋はイチジクやナシ、ブドウなど、一年中果物の収穫体験ができます。おなじみの果物にもさまざまな品種があり、見た目や味の違いをダイレクトに楽しめるのが自分で収穫する醍醐味。

農園に併設されている直売所「あらはまマルシェ」では、農園で採れた果物や周辺の農家さんが栽培した新鮮な野菜を販売しているので、こちらもチェックを。お腹が空いたら、直売所のお隣のカフェ・レストランで、ホテルシェフ監修の本格的なスパイスカレーや果物を使ったスイーツを召し上がれ。宮城の恵みを見て、収穫して、食べて楽しめる体験型グルメスポットです。

基本情報
住所 宮城県仙台市若林区荒浜新2丁目17-1
電話 022-390-0770
営業時間 10:00~16:00(直売所)
11:00~15:00(カフェレストラン)
定休日 毎週火曜日(祝日の場合は翌営業日)、年末年始
Webサイト https://stbl-fruit-farm.jp/arahama/
車で約45分

– 11:30

『松島さかな市場』で三陸グルメとお土産を

松島の中心部にある、三陸の海の幸約1,500種が集う市場。気仙沼の大型マグロ船「眼福丸」が捕獲した新鮮なマグロのほか、松島産の海苔の佃煮や三陸で採れた魚の干物など、お土産にも購入しやすい商品がずらりと並びます。作りたての海鮮丼や寿司などは、2階の広々とした食事コーナーでいただけるので、お腹を満たしつつほっと一息つきながら、お土産に買うものを吟味しましょう。

カキ好きの方は、別館の「焼がきハウス」へ。ここでは焼きがきがたっぷり45分食べ放題!ミルキーで濃厚な宮城のカキの美味しさの虜になるはず。お土産を探すもよし、三陸の海の幸に舌鼓を打つもよしのおすすめの市場です。

基本情報
住所 宮城県宮城郡松島町松島普賢堂4-10
電話 0120-502-318
営業時間 9:00~16:00
定休日 年中無休
Webサイト https://www.sakana-ichiba.co.jp/
SNS https://www.instagram.com/matsushimasakanaichiba/
車で約10分

– 13:00

『松島島巡り観光船』で景勝地・松島を海上から楽しもう

松島をより楽しむなら観光船へ。二階建ての船に乗り、約1時間ゆっくり松島湾を巡ってみましょう。松島湾には約260もの島々や岩があり、それらが風光明媚な景色を形づくっています。例えば、特徴的な2つの島が並んでいる「亀島」「鯨島」や、花魁のかんざしのように松が生えている「花魁島」など、遊覧船のアナウンスと共に島の名の由来や成り立ちを知ることができます。

時には、松島の特産品の一つであるカキの養殖場の横を通ったり、釣り船とすれ違ったりと、海と共に暮らす松島の風土を感じられます。船内のシートに座りながら、移り行く海の景色を楽しむのはもちろんですが、展望デッキからは波飛沫や海風をダイレクトに感じられて気持ちが良いですよ。

基本情報
住所 宮城県宮城郡松島町松島町内98-1
電話 022-354-2233
営業時間 8:00~17:00(冬季8:30~16:00)
料金 大人(中学生以上)1,500円
小人(小学生)750円
幼児(小学生未満)無料
定休日 年中無休
Webサイト https://www.matsushima.or.jp/
車で約1時間30分

– 16:00

震災の証を未来に継ぐ 復興と教訓のための施設『気仙沼市 東日本大震災遺構・伝承館』

「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」は、東日本大震災で被害に遭った宮城県気仙沼向洋高等学校旧校舎を地震と津波の爪痕を当時のまま残した施設。震災の記憶を目に見える証として残すことで、訪れた人を通して後世に語り継いでいくとともに、気仙沼市の目指す、将来にわたり津波による犠牲者を出さない「津波死ゼロのまちづくり」への決意を伝えています。

瓦礫が散乱する教室、津波で押し上げられた車。壁一面に貼られた来館者の思いやメッセージを目の前に、色々な気持ちが沸き起こってきます。あなたがここで見て、感じたそのままを、身近な誰かに伝えてください。

基本情報
住所 宮城県気仙沼市波路上瀬向9-1
電話 0226-28-9671
営業時間 4月~9月9:30~17:00(最終受付16:00)
10月~3月9:30~16:00(最終受付15:00)
料金 大人 600円
子供 高校生:400円、小中学生:300円
団体 上記料金から100円引(30名以上・要予約)
定休日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日休館)と年末年始(12月29日~1月4日)
Webサイト https://www.kesennuma-memorial.jp/
SNS https://www.instagram.com/kesennuma_memorial/
車で約20分

– 17:30

気仙沼港の景色を独り占め 気仙沼の味覚と温泉に癒やされよう『気仙沼プラザホテル』

気仙沼市内の高台にある「気仙沼プラザホテル」は、天然温泉と新鮮な海の幸が自慢のホテル。エントランスとロビーでは、気仙沼市の観光キャラクター「ほやぼーや」の顔はめパネルやお飾りがお出迎え。ロビーの大きな窓からは、気仙沼港を一望できます。

お部屋で一息ついたら、地下1,800mから湧き出る源泉に浸れる展望露天風呂へ。実はこのお風呂、海水と同じくらいの塩分濃度のために、体がぷかぷかと浮かんできます。気仙沼湾を眺めながらの露天風呂は、どこか海に浮いているようなリラックスした気持ちに。
お風呂で癒やされた後は、アワビやフカヒレなど気仙沼の贅沢な味覚が味わえるお食事で、身も心も満たされましょう。

基本情報
住所 宮城県気仙沼市柏崎1-1
電話 0226-23-1313
Webサイト https://www.pkanyo.jp/
SNS https://www.instagram.com/kesennuma_plaza/

DAY 3

気仙沼プラザホテルからスタート
車で約10分

– 08:10

気仙沼の魅力が詰まったシンボルスポット『気仙沼 海の市』

宮城県気仙沼市は、日本でも有数の水揚量を誇る水産拠点。世界三大漁場の一つ、三陸沖の豊かな漁場からは、サンマ、カツオ、マグロ、メカジキ、そして国内水揚げ量の8割以上を占めるフカヒレの原料となるサメなどが毎日水揚げされます。そんな気仙沼市魚市場に隣接する気仙沼「海の市」には、新鮮な魚介類や地場産品、お食事処が勢揃い。その日のおすすめのネタの乗せた海鮮丼やお寿司が楽しめます。サメの街・気仙沼らしいメニューが食べられるお店もあり、サメの肉を揚げた「ふかカツ」は、あっさりとした中にもコクがあり、癖になる美味しさ。

お腹がいっぱいになったら、館内にある「シャークミュージアム」へ。日本で唯一のサメに特化した博物館で、「怖そう」なサメのイメージがガラリと変わるかも。観光客だけではなく地元民でも賑わう、気仙沼のシンボル的なスポットです。

基本情報
住所 宮城県気仙沼市魚市場前7-13
電話 0226-24-5755
営業時間 【5月~9月】8:00~17:30
【10月~4月】8:00~17:00
定休日 [1月~6月]不定休
[7月~12月]無休
Webサイト https://www.uminoichi.com/
車で約1時間30分

– 10:30

極楽浄土のような美しさ『浄土ヶ浜』を歩いてみよう

三陸復興国立公園と三陸ジオパークのほぼ中央に位置する浄土ヶ浜は、宮古を代表する景勝地。
浄土ヶ浜ビジターセンターから海岸へ降りていくと、小さな山脈のように尖った白い岩の連なりが目に飛び込んできます。これは、4,400万年前にマグマの働きによりできた流紋岩(りゅうもんがん)という白い火山岩。透き通ったエメラルドグリーンの海とのコントラストにうっとり。

1680年代、宮古山常安寺七世の霊鏡和尚が、この風景を見て「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられた「浄土ヶ浜」。かつては宮沢賢治もこの地を訪れ、その美しさに「うるはしの 海のビロード昆布らは 寂光のはまに敷かれひかりぬ」という歌を詠んでおり、いつの時代も訪れた人を魅了し続けています。
さらに海を近くで感じるには、小型漁船に乗って「青の洞窟」に入る遊覧ツアーがおすすめ。神秘的な青い海面を間近で見ることができます。

基本情報
住所 宮古市日立浜町32他
車で約30分

– 12:00

これぞ海の宝石箱 人気No.1の「三陸丼」に舌鼓『魚彩亭 すみよし』

JR宮古駅前にある「魚彩亭 すみよし」は、宮古の旬の海産物が自慢の海鮮料理店です。地元民から遠方の観光客まで訪れる活気あふれた店内で、イクラやメカブなど、瓶に詰められた海産物を自分でご飯にかけて作る「瓶ドン」や「タラフライ定食」など、三陸の恵みを存分に味わえるメニューを楽しむことができます。

どれも美味しいこと間違いなしですが、せっかくなら、お店人気一番の「三陸丼」を。メカブ、タラ、シマアジ、タコ、ホタテ、生ウニ、イクラ、ニサイ(ブリ)など、丼のご飯が見えないほどにたっぷりと盛り付けられています。それぞれの食感の良さ、味の濃さから、その鮮度に唸ります。ネタはすべて三陸で水揚げされており、内容は季節ごとに変わるので、その時々の新鮮な海の幸を堪能してみてください。

基本情報
住所 岩手県宮古市栄町2-10
電話 0193-62-3244
営業時間 11:00~13:30、17:00~21:00
定休日 不定休
車で約1時間

– 14:30

特Aランクの景勝地『北山崎』で壮大な自然のエネルギーを感じよう

三陸を代表する景勝地「北山崎」は、高さ200mの断崖に、奇岩怪石や大小さまざまな海蝕洞窟があり、ダイナミックな海岸線が約8㎞にもわたって続いています。四季を通じて魅力的な景色を楽しめるこの場所は、(公財)日本交通公社の全国観光資源評価「自然資源 海岸・岬の部」の格付けで最高ランクの特A級!広々としたバリアフリーの第1展望台から見る景色は、海と陸が織りなす壮大な自然のスケールに吸い込まれてしまいそうなエネルギーを感じ、息を呑んでしまいます。

この海岸ではウニやアワビの漁が行われており、ベテランの漁師になればなるほど、岬に大きく開いた穴や岩礁の間を縫うように直行するそう。タイミングが合えば、サッパ船に乗る漁師の熟練の技が見られるかもしれません。

基本情報
住所 岩手県下閉伊郡田野畑村北山129-10
電話 0194-33-3248
車で1時間30分

– 17:30

『八戸グランドホテル』ステイが最適 八戸観光を味わい尽くす

八戸駅から車で約20分、最寄りの本八戸駅から歩いて約8分と、ショッピングや飲食にも便利な立地のホテル。すぐ隣には八戸市美術館、三八城公園や繁華街も歩いていける距離にあり、車を停めて観光して歩くにも最適の立地。ホテルに着いたら、1階にある宿泊者専用ラウンジで、コーヒーやソフトドリンクを自由にいただきながらひと休み。しばしゆっくり過ごしたら、夜は、地元の美味しいお店や居酒屋が集まる屋台村「みろく横丁」で、青森の食文化を味わうのもおすすめ。お店の方やお客さんとの交流も楽しいひとときです。

枕やアメニティを好きな種類のものから選べたり、お子様連れにも安心のキッズスペースがあったりと、細やかな気配りが嬉しい、幅広い世代の方が寛ぐことができるシティホテルです。

基本情報
住所 青森県八戸市番町14
電話 0178-46-1234
Webサイト https://hachinohegrandhotel.com/
SNS https://www.instagram.com/hachinohegrandhotel/

DAY 4

八戸市内のホテルからスタート
車で約20分

– 09:20

ウミネコと共に栄える『蕪嶋神社』でお参り

江戸時代には八戸藩の貿易港・漁港として藩の経済を支えた蕪島周辺。元々は離島でしたが、昭和18年からの埋め立て工事で陸続きとなりました。この島はウミネコの繁殖地でもあり、繁殖期には島全体がウミネコで埋め尽くされるという他ではなかなか見られない光景も。その頂上付近にある蕪嶋神社は鎌倉時代に創建されたとされ、弁財天が祀られていて、商売繁盛や漁業安全の守り神として古くから信仰されています。

蕪島の「蕪」と「株」が同じ読みであることから、株価と人望の「かぶ」が上がるといわれる「かぶあがりひょうたん御守」が人気。境内に据えられた「かぶ」を3回撫でたら、金運上昇や人望の上昇が期待できるかもしれませんよ。

基本情報
住所 青森県八戸市鮫町字鮫56-2
電話 0178-34-2730
営業時間 8:30~17:20(4~9月)
8:30~16:50(10~3月)
定休日 年中無休
Webサイト https://aomori-tourism.com/spot/detail_29.html
車で約10分

– 10:40

『葦毛崎展望台』から360度太平洋を一望

蕪島から海沿いを進むと見えてくる、岬に突き出た砦のような「葦毛崎展望台」(あしげざきてんぼうだい)は、太平洋を360度一望できる絶景スポット。広大な海を背に草木の中に佇む石造りの建物は、どこかヨーロッパの古城を思わせます。太平洋戦争末期には旧日本軍が軍事施設として使用しており、防空レーダーを備えた無線基地だったそう。どこまでも続く穏やかな水平線を眺めていると、「当時はどんな気持ちでここにいたのだろう」と、先人達に思いを馳せたくなります。

この展望台はみちのく潮風トレイルのコース上にあり、展望台を降りると続いている遊歩道を歩きながら、ハマナスなどの四季折々の花々を楽しむのもおすすめ。そのお供には、展望台のすぐ近くのレストハウス「ホロンバイル」で販売しているソフトクリームをどうぞ。甘いものを食べながらの絶景は最高です。

基本情報
住所 青森県八戸市鮫町日蔭沢
Webサイト https://visithachinohe.com/spot/ashigezaki-tenbodai/
車で約15分

– 12:00

『ミチル種差』の贅沢ランチで心が満ちるひとときを

種差海岸を眼下に望みながら、美食と滞在を楽しめる複合施設。明るく広々としたレストランでは、北奥羽の豊かな食材を活かした食事やスイーツを楽しみながら、ゆったりとしたひとときを過ごせます。おすすめのランチコースのほか、アラカルトメニューの「海老のパスタ アメリケーヌソース」は、海老の旨味がふんだんに溶け込む濃厚ソースが絶品で、セットメニューのパンにつけていただくのもまた美味。テイクアウトできるメニューも豊富で、具材たっぷりのサンドイッチや、地元の農家さんの野菜を使ったジェラートは、ドライブのお供にも最適です。

種差海岸の魅力をより長く味わいたければ、一棟ごとに分かれた贅沢な造りの客室に滞在するのもおすすめ。デンマークのデザイナー、カイ・クリスチャンセンの家具が置かれた空間での滞在は、まさに心が満ちるひと時です。

基本情報
住所 青森県八戸市鮫町棚久保14−124
電話 022-395-2241
Webサイト https://michill-tanesashi.com/
SNS https://www.instagram.com/michill_tanesashi/
徒歩5分

– 13:00

美しい天然芝と海岸のハーモニー『種差海岸』の絶景

「種差海岸(たねさしかいがん)」は、青森・岩手・宮城の3県にまたがる三陸復興国立公園の北端に位置します。特に「種差天然芝生地」は、波打ち際まで天然の芝生が広がる美しい海岸で、様々な映画やドラマのロケ地にもなっているので、知らず知らずのうちに目にしている方も多いかもしれません。
朝日を眺めながらのヨガ、キャンプやピクニックはもちろん、ウミネコが歩く芝生をゆったりと散歩をしたり、ただぼーっと座って海を眺めているだけでも満たされていきます。

芝生と海を目の前に望める「種差海岸インフォメーションセンター」では、三陸海岸の豊かな自然について学べる展示や、トレッキングガイドによるツアーやワークショップも実施されているので、アクティビティに参加し、学びながら自然を体験するのも思い出深い旅になりそう。

基本情報
住所 青森県八戸市大字鮫町字棚久保14-167
(種差海岸インフォメーションセンター)
営業時間 4~11月 9:00~17:00
12~3月 9:00~16:00
定休日 年末年始(12月29日~1月3日)
車で約30分

– 14:30

『是川縄文館』で縄文の歴史に思いを馳せよう

国宝「合掌土偶」をはじめ、市内の埋蔵文化財を調査・展示・収蔵しており、世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する是川石器時代遺跡に隣接しています。建物の外観も個性的で、「縄文時代の竪穴住居」や「漆の黒と赤」をイメージしたデザインだそう。

常設展示室には、国宝「合掌土偶」をはじめ、国宝・重要文化財に指定されている出土品を中心に約550点が展示されており、鮮やかな赤色の漆器や土器・土偶の美しくオリジナリティあふれる形は、縄文時代のイメージを大きく変える感動が。毎週日曜日に開催されている縄文体験コーナーでは、火起こしや勾玉作りなどから、縄文時代の人々の暮らしを楽しく体験することができます。縄文好きはもちろん、今まであまり馴染みがなかった方も、きっと縄文の魅力にハマってしまいますよ。

基本情報
住所 青森県八戸市大字是川字横山1
電話 0178-38-9511
営業時間 9:00~17:00
定休日 毎週月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
Webサイト https://www.korekawa-jomon.jp/
車で約25分

– 16:00

お土産探しと青森グルメの締めくくりは『八食センター』で

鮮魚をはじめ、乾物珍味、青果、酒、菓子まで幅広いラインナップの物販と飲食店、合わせて約70店舗が集う「八食センター」には、青森グルメは何でも揃うと言っても過言ではないほど。美味しそうな魚介やお肉を見つけたら、迷わず買ってその場で炭火焼きして食べられる「七厘村」へ。炭火の香ばしい香りをまとって焼けた魚介やお肉は、旨みがぎゅっと凝縮して、とってもジューシー。

気に入ったものはお土産にも購入して帰りましょう。大きいものや重さのあるお酒などを購入しても、施設内から宅配便で送る手配ができるので安心です。

基本情報
住所 青森県八戸市河原木字神才22-2
電話 0178-28-9311
営業時間 市場棟・味横丁 9:00~18:00
厨スタジアム 9:00~21:00
定休日 毎週水曜日(繁忙期は営業)、元日
Webサイト https://www.849net.com/
車で約15分
JR八戸駅周辺でレンタカーを返却
八戸から新幹線で仙台まで1時間20分

GOAL!

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自然・グルメ・体験がいっぱい!
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