仙台市の南に位置する宮城県川崎町にあるピザ工房。パン職人出身のシェフが南部小麦と天然酵母で手作りするピザ生地は、外はカリカリ、中はフワフワの食感。他にも、蔵王連峰育ちの乳牛から搾った生乳で作られたチーズや提携養蜂場のオリジナルの蜂蜜など、使用する食材にはとことんこだわる。シェフのおすすめは、宮城蔵王の象徴である「御釜」に見立てたピザ生地が特徴的な「蔵王のお釜ピザ」。

ランチのピザで予習した、蔵王の象徴である火口湖「御釜」を見に行こう。美しいエメラルドグリーンの湖面と、荒々しい火口壁とのコントラストが自然の神秘を感じさせ、ポスターやガイドブックでも大きく取り上げられる。冬の樹氷とともに宮城蔵王を代表する、グリーンシーズンに訪れたい絶景スポットだ。

宮城蔵王の雄大な自然と調和した、モダンな建物が特徴。1階は全国の伝統こけしと木地玩具約5,500点を系統別に配した展示コーナーに加え、実演コーナーや販売コーナーが。2階は体験コーナーとなっている。こけし工人が指導するこけし絵付け体験（1,000円／1本、要予約）にぜひ参加して、自分だけのこけしを作ろう。入館料金は大人350円、子ども（小・中学生）200円、未就学児無料。

遠刈田温泉の名湯を気軽に堪能できる2つの共同浴場にも足を運ぼう。1つ目は熱めとぬるめの2つの浴槽と足湯を備える「神の湯」。2つ目は熱めのお風呂と、江戸時代の湯小屋を再現した宮大工による建築が風情漂う「壽の湯」。好みの湯にじっくり浸かるも良し、はしごするも良し。旅の終わりにひとっ風呂浴びて、さっぱりと汗を流そう。入浴料は大人400円、小学生以下150円。