乳頭温泉組合

乳頭温泉郷とは、秋田県仙北市、十和田八幡平国立公園内乳頭山の山麓に点在する7つの湯のこと。泉質も10種類以上と多種多様で、湯巡りを楽しむのにもうってつけだ。温泉郷には、それぞれの個性際立つ7つの宿があり、湯めぐり帖（大人2,500円／こども1,000円）を購入すると、各施設の日帰り入浴が利用可能。有効期限は1年なので、今回入れなかった温泉は次回に・・・ということも。湯めぐり帖は各施設で販売しており、ご宿泊のお客様限定で購入できる。また湯めぐり帖があれば、7つの宿を循環するシャトルバス「湯めぐり号」に乗車いただける。まずこれを「休暇村 乳頭温泉郷」で購入し、湯めぐりに出発しよう。

乳頭温泉組合

乳頭温泉組合

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乳頭温泉郷の中で最も古い歴史を持つという「鶴の湯温泉」。その別館では、ちょっと特別なランチをいただける（要予約） 。おすすめは、名物料理でもある「山の芋鍋膳」。囲炉裏を囲んで鍋をつつく食事は、まさしく秘湯の旅に訪れたという実感をもたらしてくれる。

「乳頭温泉郷最古」という呼び名にふさわしい、秘湯感たっぷりのノスタルジックな佇まいで全国的にもファンの多い温泉宿。敷地内に泉質の異なる４種類の源泉が湧く珍しい温泉場であり、それらを露天風呂や内湯、打たせ湯などで楽しめる。立ち寄り時間を長めにとって、ぜひとも入り比べを。日帰り入浴料金は大人700円、小人300円。

四季折々に姿を変える、美しいブナの森の中に佇む宿。近年リニューアルしたこともあり、乳頭温泉郷の中では最も近代的な趣向なのが特徴だ。客室は和室と洋室を好みで選べるのも嬉しい。温泉では2種類の泉質を、露天風呂や内湯で楽しめる。食事は、地元・秋田の山海の幸を好きなだけ味わえるビュッフェ形式。

付近の沢に蟹が多く住むことから名付けられたという、秘湯らしい静けさが魅力の素朴な宿。本館から50メートルほど離れた林の中にある混浴露天風呂のほか、秋田杉の香る男女別の木風呂や岩風呂、女性専用の露天風呂を備える。乳頭温泉郷では珍しい無色透明の湯は肌触りが優しく、白い湯の華が舞う湯船は温泉情緒満点だ。日帰り入浴料金は800円。

地元の小学校の木造校舎を移築したユニークな温泉宿。かつて足繁く通った校舎の趣漂う館内には、どこか懐かしい魅力が宿る。鉄分を含む酸性の湯はうっすらと翡翠色を帯び、お風呂によく映えて美しいのも見どころだ。季節限定（4月1日～10月末日まで）で、桶の足湯も設置される。日帰り入浴料金は大人600円、子ども（中学生以下）300円。

和モダンな雰囲気で、特に女性からの支持が厚い。ランチと日帰り入浴のセットで、秘湯巡りを締めくくろう。メニューには「稲庭うどんセット」や「きのこ汁御膳」といった地元の味覚が並ぶ。軒先を流れる先達川のせせらぎを聴きながら、滝を望む露天風呂に身を沈める優雅なひと時を。日帰り入浴料金は大人1000円、子ども500円（小学生以下）。