南三陸の中心部・志津川湾を目の前に望む商店街。復興を担う様々な店舗が軒を連ねるが、外せないのは南三陸を代表するブランドグルメ「南三陸キラキラ丼」だ。四季に応じた4種類の丼が提供される。夏に提供されるのは、最もファンが多いという「南三陸キラキラうに丼」。南三陸産を中心とした新鮮なウニを贅沢に盛り付けた至高の一杯。春はキラキラ春づけ丼、秋はキラキラ秋旨丼、冬はキラキラいくら丼を楽しめる。

南三陸さんさん商店街に隣接する、東日本大震災の被災体験や記憶を後世に伝え継ぐための施設。建築家・隈研吾氏のデザインによる建築が目を惹く館内には、地元住民から提供された震災関連資料やシアターラーニング、アート作品などが多数展示され、「自然」や「人間」、ひいては「生きること」について考えるきっかけをくれる。入場料金は一般・大学生200円、小・中・高校生100円（税込）、未就学児は無料。

2019年春に完成した、本州と気仙沼大島を結ぶ橋。通称「鶴亀大橋」とも呼ばれ、気仙沼湾のランドマークとして親しまれるこの橋は、全国でも珍しい大型のアーチ橋だ。橋の両端には転回場があり、車を停め、橋の上を歩いて渡ることも可能。せっかくなので車を降りて、潮騒が頬を撫でる、夏の爽やかな散策を楽しんでみては？

気仙沼大島の玄関口に位置する商業施設。旬の地場産品やお土産の販売スペース、浦の浜湾を眺めながら寛げるテラス席などを備え、地域の魅力に満ちたショッピングタイムを楽しめる。隣接する、カフェや鮮魚店などが集う「野杜海（のどか）」に立ち寄り、地元の食材を生かしたグルメを味わうのもおすすめ。