英国の女性旅行家イザベラ・ハートが当地を訪れた際、“東洋のアルカディア（理想郷）”と称したといわれる山形県置賜地方。その実り深い地域で飼育され、日本三大和牛の一つに数えられる「米沢牛」。まろやかな脂質とコク深さが魅力の「山形牛」。きめ細かな霜降りが甘みと旨みをもたらす「仙台牛」。国産のブランド牛として名高いこれら牛肉を素材とする極上の焼肉としゃぶしゃぶに舌鼓を打てるのが『仔虎』だ。
2005年の創業以来、一頭買いならではの部位の豊富さだけでなく、気遣いの行き届いた接客サービスで支持を集め、仙台市内・近郊に６店舗を展開するなど、人気店としての地位を確立。有名レビューサイトにおいて高評価を得た店だけが選出される「食べログ焼肉百名店」に複数店舗が名を連ねるなど、地元宮城、東北のみならず、全国、海外からも多くの人たちが訪れている。
とりわけ、グルメたちを虜にしているのが６店舗の中で唯一しゃぶしゃぶを味わえる『仔虎 国分町店』。旨みがあふれるほほの部位を使った「ツラミしゃぶ」やコラーゲンがたっぷり入り、女性人気の高い「すねしゃぶ」など、希少部位を存分に堪能できる。田植えから稲刈りまでスタッフが手掛けた米を原料とする日本酒「虎姫」や、プライベートリザーブのウイスキーなどこだわりの酒類も楽しめる。
「『おいしかった』よりも『楽しかった』といわれる店づくりに努めています。１００点の料理を心のこもった接客で１２０点にしてお出しする。私たちが提供するのは感動です」（取締役料理部長・総料理長の佐藤隆一さん）という接客サービスと共に最高級牛肉の旨みを堪能したい。