西に船形連峰、南に黒川丘陵、北に加美・志田丘陵と、三方を美しい山に囲まれた宮城県黒川郡大和町。そのシンボルとなるのは、巨人が作ったという伝説が残された七つの山が連なる七ツ森。2020年4月、ワインと料理のマリアージュをコンセプトとした「了美 wine & dine」は、この七ツ森を望む壮大な自然に囲まれた場所にオープン。
県内唯一、約15haという広大な敷地をもつ「了美ヴィンヤード&ワイナリー」は建物から目の前に広がる葡萄畑を一望でき、ゆったりと流れる時間の中で贅沢なひとときが過ごせる。
「了美 wine & dine」は、七ツ森をイメージした前菜を始め、多くの料理に地元食材を使用。素材本来の味を最大限に引き出した料理は季節ごとに変わり、全てがワインに合わせて作られる。そのため、店内で提供する「了美ヴィンヤード&ワイナリ ー」のワインとのマリアージュを存分に楽しめるのだ。山野草、きのこ、川魚など、地域に住む人にしか知られていない山の恵みが未だ豊富に残されている七ツ森。この豊かな自然を享受し、移りゆく四季に思いを馳せながらワインと料理を味わう時間は、大和町の新たな価値となり、多くの人が集う場所となる。
「了美ヴィンヤード&ワイナリー」は、シャンパーニュの伝統的な製造方法として知られる瓶内二次発酵により製造されたオリジナルのスパークリングワインをはじめとし、赤 、白、ロゼと10種類ほどを販売。
山の恵みを育んだ大和町の気候風土が生み出すワインは、アジア最大規模のワイン審査会「ジャパン・ワイン・チャレンジ(JWC)」や 「サクラアワード」「フェミナリーズ世界ワインコンクール」で多数賞を受賞するなど高い評価を得ている。