海とともに暮らす街へ。宮城・青森を巡る旅
海とともに歩んできた宮城・名取と青森・八戸を巡る2泊3日の旅へ。豊かな海の幸を味わい、街に息づく文化や人に触れながら、海辺の自然にも心をほどいて。土地の歴史を知る時間や、本、アートとの思いがけない出会いも待っています。海から街へ、そして再び海へ。心の赴くままに、ふたつの街の多彩な魅力を楽しみましょう。
想定期間 - 2泊3日
想定予算 - 72,000円
目次
目次
- 旅の始まりは『みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター』
- 「北限のしらす」を『café malta』で、思う存分に味わう
- 心地よい海風を感じながら、祈りと記憶が息づく公園を歩く
- 震災の記憶を受け継ぎ、復興の軌跡からくらしと未来を考える
- 川辺の『かわまちてらす閖上』で、おいしい寄り道
- “故郷を醸す”『佐々木酒造店』で閖上の地酒に出会う
- 閖上の味をパンにも。『ぱんやこてつ』で明日の朝食選び
- 八戸の海の幸が集まる市場『八食センター』で炭火焼きランチ
- 『八戸ブックセンター』で出会う、知的で豊かなひと休み
- 集い、つくり、変わっていく『八戸市美術館』を体感
- 老舗青果店の『フルーツパーラー ODAWARA』で甘いご褒美を
- 街の魅力をまるごと知る『八戸ポータルミュージアム はっち』へ
- 『八戸屋台村 みろく横丁』から始める、横丁はしご酒
- 港町の朝は『八戸市魚菜小売市場』で「マイ丼」を
- “かぶ”が上がる!?『蕪嶋神社』で開運祈願
- 浜辺の『かぶーにゃ』で地域の魅力に触れる蕪島時間
- 天然芝生と“花の渚”を楽しむ『種差海岸天然芝生地』散歩
- 種差で愛される「うに丼」を『波光食堂』で味わう
- 海辺の足跡をたどる『種差海岸インフォメーションセンター』
– 11:00
旅の始まりは『みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター』
旅の最初にやってきたのは、「みちのく潮風トレイル 名取トレイルセンター」。ここは、青森県八戸市から福島県相馬市までの太平洋沿岸をつなぐロングトレイル「みちのく潮風トレイル」の情報発信拠点施設。全長1,000kmを超えるこの道は、環境省が東日本大震災からの復興を目的とした「グリーン復興プロジェクト」の取り組みの一つで、2019年6月に全線が開通しました。4県29市町村を通るルートには、三陸の切り立った海岸線や美しい自然、地域に根付く文化や人々の暮らしが広がっており、東北の魅力を体感できます。
まずは館内にある全長5mの大型マップで、みちのく潮風トレイルの壮大なスケールを実感。館内では様々な展示を楽しめ、ショップではハイキングに必要な地図やオリジナルグッズを購入できるほか、経験豊富なスタッフにルートや歩き方について相談することもできます。しっかりと情報を集め、無理のない計画を立てたら、いよいよ旅の世界へ出発しましょう!
基本情報
| 住所 | 宮城県名取市閖上東3-12-1 |
|---|---|
| 電話 | 022-398-6181 |
| 営業時間 | 9:00~17:00(4月~11月) 9:00~16:00(12月~3月) |
| 定休日 | 火曜、12月28日~1月3日※ほか臨時休館あり |
| 料金 | 入館無料 |
| Web | https://www.mct-natori-tc.jp/ |
– 11:10
「北限のしらす」を『café malta』で、思う存分に味わう
古くから漁業が盛んな港町・閖上で味わいたい海の幸の一つが「北限のしらす」です。2017年に本格的な漁が始まり、閖上は日本最北のシラス漁獲地となりました。漁場が港から近く、水揚げしたシラスを新鮮なうちに加工できるのもこの土地ならでは。『café malta』は、「北限のしらす」の加工・販売を手がけ、その魅力を伝えてきた水産加工会社『MARUTA』直営のカフェレストランです。
なかでも自慢のしらすを存分に味わえるのが「釜揚げしらすプレート」(1,480円)。彩り豊かなプレートに、木桶から好きなだけ釜揚げしらすを盛り付けられます。ふっくら柔らかく、程よい塩気が旨みを引き立てる自慢の味を心ゆくまで。店内には直売ショップも併設され、お土産選びも楽しめます。
基本情報
| 住所 | 宮城県名取市閖上東3-1-8 |
|---|---|
| 電話 | 022-796-6930 |
| 営業時間 | 11:00~17:00 |
| 定休日 | 水・木曜 |
| Web | https://cafemalta.miyagi.jp/ |
– 12:35
心地よい海風を感じながら、祈りと記憶が息づく公園を歩く
名取市閖上に位置する『名取市震災メモリアル公園』は、2019年5月に完成した追悼と伝承の場です。東日本大震災の犠牲者を悼み、その記憶と教訓を未来へ語り継ぐことを目的として整備されました。閖上地区の多くが震災後に嵩上げされたなか、公園周辺には震災前と同じ高さの地盤が残され、現在では貴重な場所となっています。
慰霊碑はこの地を襲った津波の高さと同じ8.4mに設計されており、震災で犠牲になった方々が天へ昇っていく姿を表すとともに、復興への決意を新たにする思いが込められています。また、1920年に築造、震災後に再建された「日和山」からは閖上の街並みを一望することができます。実際にその景色を眺めながら、まちの歩みにふれてみてください。
基本情報
| 住所 | 【慰霊碑】宮城県名取市閖上東2-3-1 【日和山】宮城県名取市閖上東2-13-1 |
|---|---|
| 電話 | 022-724-7144(名取市政策企画課政策係) |
| 料金 | 無料 |
– 12:45
震災の記憶を受け継ぎ、復興の軌跡からくらしと未来を考える
海辺のまちに刻まれた記憶と、復興の歩みを記す『名取市震災復興伝承館』は、東日本大震災の記憶と教訓を後世に伝承し、防災意識を醸成していくことを目的として建設されました。震災の被害を伝えるだけでなく、震災前のまちの姿や、これからの災害への備えなど、過去・現在・未来をつなぐさまざまな情報を紹介しています。
館内には、名取市閖上のまちの震災前のジオラマや震災直後の風景の絵画を展示したまちの記憶スペース、復興の歩みや防災を学ぶ展示スペース、映像やパネルを通して津波の事実を学ぶシアタールームを設置。見る、知る、考えるという体験を通して、あの日の記憶を未来へつなぎ、自分たちの暮らしと防災について考えるきっかけを届けます。
基本情報
| 住所 | 宮城県名取市閖上東1-1-1 |
|---|---|
| 電話 | 022-393-6520 |
| 営業時間 | 4月~11月 9:30~16:30、 12月~3月 10:00~16:00定休日 |
| 料金 | 無料 |
| Web | https://www.natori-denshoukan.jp/ |
– 13:15
川辺の『かわまちてらす閖上』で、おいしい寄り道
名取川沿いに店が軒を連ねる『かわまちてらす閖上』。海鮮料理やラーメン、スイーツなどの飲食店から、水産加工品や和菓子まで、閖上ならではの味を楽しめる商業施設です。目の前には名取川が流れ、水辺を望むテラス席も。川沿いをのんびり歩きながら、気になる店を覗いてみましょう。
館内には、ランチのあとでも思わず手を伸ばしたくなる味わいがあちこちに。 閖上名物のしらすを使ったコロッケや、季節のフルーツを使ったクレープなど、食べ歩きにぴったりのメニューも見つかります。名取名物の笹かまぼこをプレスして焼き上げた「ささかませんべい」など、お土産探しも楽しみの一つ。気になる味を片手に、川辺でのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか。
基本情報
| 住所 | 宮城県名取市閖上中央1-6 |
|---|---|
| 電話 | 022-398-5508 |
| 営業時間 | 10:00〜17:00※店舗により異なる |
| 定休日 | 無休※店舗により異なる |
| Web | https://kawamachi-terasu.jp/ |
– 14:20
“故郷を醸す”『佐々木酒造店』で閖上の地酒に出会う
1871年に閖上で創業し、150年以上にわたり酒造りを続ける『佐々木酒造店』。東日本大震災で蔵を失った後は仮設蔵で酒造りを再開し、2019年に再び閖上へと戻りました。この蔵で醸されるのは、“故郷を醸す”をテーマに、宮城県産米や名取川の伏流水を生かした、地元の食に寄り添う酒。土地の恵みや文化を一杯の酒につなぐ酒蔵です。
酒蔵見学(1,100円・要予約)では、酒造りへのこだわりとともに、この地で蔵を営んできた歩みや地域への想いにも触れられます。長年にわたり蔵造りで培われてきた経験を受け継ぐ、新しい蔵もじっくり見学。 最後は直営店で、蔵人の話を聞きながらお酒の試飲も。代表銘柄「宝船浪の音」をはじめ、豊富な種類の中から気に入った一本を旅のお土産に選んでみてはいかがでしょうか。
基本情報
| 住所 | 宮城県名取市閖上中央1-12-3 |
|---|---|
| 電話 | 022-398-8596 |
| 営業時間 | 10:00~17:00 |
| 定休日 | 水曜 |
| Web | http://housen-naminooto.com/ |
– 15:00
閖上の味をパンにも。『ぱんやこてつ』で明日の朝食選び
この日の最後に立ち寄るのは、閖上のベーカリー『ぱんやこてつ』。10年以上パン作りの経験を積んだ店主が生地を、奥様がフィリングや焼き菓子を手がけています。北海道産と宮城県産の小麦、天然酵母を使ったパンは約40種類。食パンから惣菜パン、菓子パンまで多彩に並び、どれにしようか迷う時間も楽しい一軒です。
イチオシは、閖上の老舗ちりめん店『鈴栄』のシラスをたっぷり使った「しらすボート」。あおさ入りのガーリックバターを合わせた、港町らしい惣菜パンです。クロワッサンや甘いパン、焼き菓子なども揃うので、好みのパンをいくつか選んで翌朝のお楽しみに。閖上を巡った一日の余韻も、そのまま持ち帰れそうです。
基本情報
| 住所 | 宮城県名取市閖上中央1-28-6 |
|---|---|
| 電話 | 022-797-8698 |
| 営業時間 | 9:00~18:00※パンなくなり次第終了 |
| 定休日 | 日・月曜 |
| Web | https://www.instagram.com/panya_kotetu/ |
– 10:57
八戸の海の幸が集まる市場『八食センター』で炭火焼きランチ
八戸港で水揚げされる魚介を中心に、地元の食材や特産品が一堂に集まる『八食(はっしょく)センター』。鮮魚や干物、珍味などを扱う店が軒を連ね、活気ある市場を歩けば、八戸の豊かな食文化に触れられます。八戸に着いて最初のランチは、市場内の『七厘村(しちりんむら)』で炭火焼きを楽しみましょう。
『七厘村』で受け付けをし、七厘やトングなどのセットを借りたら、市場へ食材選びに。八戸名物のイカをはじめ、その時季におすすめの魚介を店の人に聞きながら選ぶのも楽しみです。買った食材は自分で網に並べ、炭火で焼いて熱々を味わえます。市場内には、店先で刺身を味わえる店もあるので、食材を探しながら立ち寄ってみるのもおすすめです。
基本情報
| 住所 | 青森県八戸市河原木字神才22-2 |
|---|---|
| 電話 | 0178-28-9311(八食センター) 0178-29-4451(七厘村) |
| 営業時間 | 市場棟9:00~18:00 七厘村9:00~17:00最終受付 |
| 定休日 | 水曜、元日※ほか臨時休業あり |
| 料金 | 七厘村利用料(2時間制)/大人500円、小学生200円、幼児無料 |
| Web | https://www.849net.com/ |
– 13:20
『八戸ブックセンター』で出会う、知的で豊かなひと休み
八戸市が掲げる「本のまち八戸」の拠点として誕生した『八戸ブックセンター』。全国でも珍しい公設・公営の書店で、本を販売するだけでなく、読む、書く、語り合うなど、本を通じたさまざまな文化を発信しています。テーマごとに本が並ぶ棚には、思いがけない一冊との出会いを誘う工夫も随所に。
館内には、ハンモックや一人で本に向き合える「本の塔」など、思い思いに読書を楽しめる場所が点在。本棚の一部が扉になった読書会ルームなど、遊び心のある仕掛けも目を楽しませてくれます。カウンターではワインなどのドリンクも提供。お気に入りの一冊と場所を見つけて、旅の途中にゆっくり本を開く時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
基本情報
| 住所 | 青森県八戸市六日町16-2 Garden Terrace 1F |
|---|---|
| 電話 | 0178-20-8368 |
| 営業時間 | 10:00~20:00(日曜、祝日は10:00~19:00) |
| 定休日 | 火曜(祝日の場合は翌日)、12月29日~1月1日 |
| Web | https://8book.jp/ |
– 14:10
集い、つくり、変わっていく『八戸市美術館』を体感
完成した作品を鑑賞するだけでなく、人が集い、ともに活動することで新たな表現を生み出す『八戸市美術館』。2021年の再開館以来、市民も関わりながら活動を重ね、変化し続けています。その姿勢を象徴するのが、天井が高く開放的な「ジャイアントルーム」。可動式の収納棚やカーテンにより、展示や活動に合わせて空間そのものが姿を変えます。
館内には、展覧会を鑑賞しなくても無料で利用できるスペースがあり、勉強などに訪れる地元の高校生の姿が。美術に詳しくなくても、気負わずふらりと立ち寄れるのも魅力です。館内を飛び出し、街の商店街へと広がる企画が行われることも。旅の途中で参加できる催しもあるので、訪れる日の情報をチェックしてみて。旅先で触れたアートが、新しい興味につながるかもしれません。
基本情報
| 住所 | 青森県八戸市大字番町10-4 |
|---|---|
| 電話 | 0178-45-8338 |
| 開館時間 | 10:00~19:00 ※12/28、1/2~3は10:00~17:00 |
| 定休日 | 火曜、年末年始、ほか臨時休館あり |
| 料金 | 入館無料※別途、展覧会により観覧料あり |
| Web | https://hachinohe-art-museum.jp/ |
– 15:20
老舗青果店の『フルーツパーラー ODAWARA』で甘いご褒美を
八戸の老舗青果店が、「もっと気軽にフルーツを楽しんでほしい」と始めた『フルーツパーラー ODAWARA』。店頭には全国各地から仕入れた旬の果物が種類豊富に並び、その時々に入荷するフルーツを生かしたパフェやケーキが楽しめます。地元の人が自分や大切な人へのご褒美に訪れる、街で親しまれている一軒です。
イチオシは、10種類以上の果物を盛り付けた「フルーツミックスパフェ」(1,530円)。平皿仕立てなので、色とりどりの果物から好きなものを選んで味わえるのもうれしいところ。甘さ控えめのクリームと、毎朝手作りするフレッシュな苺ソースが果物のおいしさを引き立てます。ケーキや焼き菓子、ジャムなども揃うので、旅のおやつやお土産選びもぜひ。
基本情報
| 住所 | 青森県八戸市内丸3-4-3 |
|---|---|
| 電話 | 0178- 24-5873 |
| 営業時間 | 9:30~19:00、イートイン11:00~17:45(LO17:00) |
| 定休日 | 無休 |
| Web | https://www.banrin.co.jp/shop/fruitparlor-odawara/ |
– 16:30
街の魅力をまるごと知る『八戸ポータルミュージアム はっち』へ
地域の歴史や文化、祭り、食、ものづくりなど、八戸のさまざまな魅力を紹介する『八戸ポータルミュージアム はっち』。館内には八戸三社大祭や郷土芸能にまつわる展示などがあり、この旅ではまだ触れられていない街の一面にも出会えます。知れば知るほど、この先の街歩きにも楽しみが増えていきそうです。
1階の『KANEIRI Museum Shop』では、八戸や東北にまつわる工芸品や雑貨をお土産に。この日見つけたのは、冬の祭り「八戸えんぶり」を描いたレザー小物や、配色も楽しい南部裂織のアイテム、KANEIRIはっち店限定カラーの下川原焼の鳩笛など。入口で出迎えてくれる八幡馬をモチーフにした、ポップなカラーのピンバッジも見つけました。土地の文化を知った後だからこそ、お土産選びもさらに楽しくなりそうです。
基本情報
| 住所 | 青森県八戸市三日町11-1 |
|---|---|
| 電話 | 0178- 22-8228 |
| 営業時間 | 9:00〜21:00 ※『KANEIRI Museum Shop』は10:00~19:00 |
| 定休日 | 火曜(祝日の場合その翌日)、12月31日・1月1日 |
| Web | https://hacchi.jp/ |
– 17:05
『八戸屋台村 みろく横丁』から始める、横丁はしご酒
八戸は、今も“横丁文化”が息づく街です。中心街には、個性豊かな8つの横丁が点在。なかでも『八戸屋台村 みろく横丁』は、明るく開放的な雰囲気で、横丁初心者にも入りやすいスポット。小さな店がぎゅっと軒を連ね、提灯が灯る路地にはどこか懐かしい風情が漂います。気になる店を見つけたら、まずは暖簾をくぐってみましょう。
最初に訪れたのは『馬肉料理と郷土料理 ねね』。八戸訛りが心地よい女将さんに「せっかくなら土地の味を」と見繕ってもらったのは、南部地域の名物「馬刺し」(1,200円)や、地元の伝統野菜「糠塚きゅうり」(400円)。八戸酒造の地酒「陸奥八仙」を添えて乾杯! 店主や地元の常連客と自然に会話が生まれるのも、小さな店ならでは。横丁の楽しさに魅了されたら、中心街に点在するほかの横丁へ、もう一軒足を延ばしてみるのもおすすめです。
基本情報
| 住所 | 青森県八戸市三日町25、六日町10 |
|---|---|
| 電話 | 0178-38-3692(みろく横丁事務局) |
| 営業時間 | 店舗により異なる |
| 定休日 | 店舗により異なる |
| Web | https://36yokocho.com/ |
– 8:15
港町の朝は『八戸市魚菜小売市場』で「マイ丼」を
八戸港にほど近い陸奥湊は、古くから水産業とともに歩んできた“魚の町”。その台所として親しまれてきた市営の『八戸市魚菜小売市場』には、近海で水揚げされた魚介や加工品などがずらり。魚の町・陸奥湊で長年魚を商ってきた女性たち「イサバのカッチャ」とのやり取りも、この市場ならではの魅力です。
朝ごはんは、市場で好きな魚介を買って楽しむ「マイ丼」を。この日は水揚げされたばかりのイカ(200円)に出会い、カッチャが一杯丸ごとその場でさばいてくれました。魚卵などは丼にのせやすい小分けサイズで販売されているのもうれしいところ。『魚菜食堂』でご飯とみそ汁のセット(400円)を購入したら、選んだ魚介を思い思いに盛り付けて、自分だけの朝ごはんをいただきましょう。
基本情報
| 住所 | 青森県八戸市大字湊町字久保38-1 |
|---|---|
| 電話 | 0178-33-6151 |
| 営業時間 | 3:00~12:00頃※店舗により異なる、商品なくなり次第終了 ※『魚菜食堂』は6:00~10:00 |
| 定休日 | 日曜、第2土曜、1月1・2日 |
– 10:00
“かぶ”が上がる!?『蕪嶋神社』で開運祈願
ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている蕪島。その頂に鎮座する『蕪嶋神社』は、弁財天を祀り、商売繁盛や漁業安全などのご利益で親しまれています。かつて海に浮かぶ島だった蕪島は、現在は陸続きになり、間近でウミネコの営みを観察できる世界でも珍しい場所。春から夏にかけては、子育てや巣立ちなど季節ごとの姿に出会えます。
参拝の後は、小高い境内から広がる海景色も楽しみのひとつ。砂浜や海岸線の景観と、港や工場地帯が広がり、自然の海と“働く海”が同居する八戸らしい風景を一望できます。境内では、蕪島にちなんだ「かぶあがりひょうたん御守」やウミネコをかたどったおみくじなども。名取市からその先、相馬まで続く「みちのく潮風トレイル」の北の玄関口でもあり、この先の種差海岸へと旅をつないでくれます。
基本情報
| 住所 | 青森県八戸市鮫町字鮫56-2 |
|---|---|
| 電話 | 0178- 34-2730 |
| 参拝可能時間 | 8:30~17:20(4~9月) 8:30~16:50(10~3月) |
| 定休日 | 無休 |
– 10:25
浜辺の『かぶーにゃ』で地域の魅力に触れる蕪島時間
『蕪嶋神社』のすぐそばにある物産販売施設『かぶーにゃ』。2025年にリニューアルし、海を眺めながらくつろげる休憩スペースや、地元の食材を使った軽食、ここでしか出会えないお土産が揃う、心地よい立ち寄りスポットです。八戸近郊の職人が古材を使って手がけた家具など、海辺の風景になじむ空間にも癒されます。
ひと休みのお供には、「八戸産イカゲソ焼き」(500円)と、青森県産ミントを使った「蕪島ライムミントソーダ」(500円)を。お土産には、青森県産紅玉を使った『かぶーにゃ』限定のアップルパイ「カブしまガブりんご」(1,500円)もおすすめ。窓の外に広がる『蕪嶋神社』一帯の景観を眺めながら土地の味を楽しみ、ここで過ごした時間を思い出せる品を選ぶのも素敵です。
基本情報
| 住所 | 青森県八戸市鮫町鮫86-1 |
|---|---|
| 電話 | 0178-38-5228 |
| 参拝可能時間 | 10:00~17:00(3~10月) 10:00~16:00(11~2月) |
| 定休日 | 無休(3~10月) 水曜(11~2月) |
| Web | https://www.instagram.com/kabu_nya.official/ |
– 11:37
天然芝生と“花の渚”を楽しむ『種差海岸天然芝生地』散歩
海のすぐそばまで天然芝生が広がる、北三陸エリアを代表する景勝地『種差海岸天然芝生地』。どこまでも続く緑と青い海のコントラストが、開放感あふれる風景を描きます。芝生から海辺へと歩みを進めれば荒々しい岩礁、さらに南には砂浜、北には松原と、海岸風景も次々に表情を変えていきます。
散策中は、足元を彩る季節の花にも注目を。種差海岸一帯には約650種もの植物が自生し、春のフクジュソウからニッコウキスゲ、ノハナショウブ、スカシユリ、ハマギクなど、季節を追うようにさまざまな花が咲き継ぎます。多くの文学者や芸術家にも愛されてきた景勝地では、歩くほどに変わる風景と季節の花との出会いが待っています。
基本情報
| 住所 | 青森県八戸市大字鮫町字棚久保14-117 |
|---|---|
| 電話 | 0178-38-2024(種差観光協会) |
– 12:10
種差で愛される「うに丼」を『波光食堂』で味わう
種差海岸周辺は、ウニやアワビなど豊かな海の幸に恵まれた土地。そんな地域で長年親しまれてきたのが、蒸しウニを玉子でとじた「うに丼」です。「生うに丼」と並んで地元で愛される、定番の海鮮メニュー。海辺を歩いた後は、その味を求めて『波光食堂』へ。「うに丼」(みそ汁付2,550円)は、ウニとアワビの旨みにだしが重なり、ふんわりとした玉子とともにご飯を包みます。
おいしさを支えるのは、長年この土地の食材と向き合ってきた女将さんの目利き。旬を見極めて良質なウニを仕入れ、一年を通して味わえるよう丁寧に仕込んでいます。もう一つの名物「磯ラーメン」(1,100円)は、ワカメやウニ、季節の魚介が入り、八戸名物の潮汁「いちご煮」を思わせる海の旨みたっぷりの一杯。種差の海の恵みと、土地に根付く食文化を味わえる食堂です。
基本情報
| 住所 | 青森県八戸市鮫町棚久保14 |
|---|---|
| 電話 | 0178-38-2433 |
| 営業時間 | 11:00~16:00 |
| 定休日 | 12月31日~1月3日 |
– 13:40
海辺の足跡をたどる『種差海岸インフォメーションセンター』
「みちのく潮風トレイル」の拠点施設のひとつ『種差海岸インフォメーションセンター』。館内では、三陸ジオパークにも含まれる種差海岸一帯の自然や文化、人々の営みなどを多彩な展示で紹介しています。今日出会えなかった季節の花や、かつて馬が放牧されていた頃の風景などを知れば、歩いてきた海辺の景色もまた違って見えてきます。
帰りのバスを待つ間は、大きな窓のそばでひと休み。目の前には、先ほど歩いた天然芝生地が広がります。名取から海とともに暮らす街を巡ってきた今回の旅も、そろそろ終盤。窓の向こうに広がる海辺を眺めながら、ふたつの街で重ねてきた旅の時間をゆっくり振り返ることができます。
基本情報
| 住所 | 青森県八戸市大字鮫町棚久保14-167 |
|---|---|
| 電話 | 0178-51-8500 |
| 営業時間 | 9:00~17:00(4~11月) 9:00~16:00(12~3月) |
| 定休日 | 12月29日~1月3日 |
| Web | https://tanesashi.info/ |
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