七ヶ浜町にある『多聞山』は、松島湾を一望できる「松島四大観」の一つに数えられる絶景スポットです。駐車場からゆるやかな道を10分ほど上ると、頂上には毘沙門堂がひっそりと佇んでいます。御堂の裏手からは青い海に浮かぶ無数の島々が織りなすダイナミックな「偉観」が広がり、その美しさはまさに息をのむほど。

さらに、多聞山ふもとの防潮堤に広がる「よがさきおはじきのアート」も必見！　約200mにわたり描かれた、未来を託すこどもたちを小魚になぞらえたカラフルな壁画はSNS映えもばっちりです。目の前に見えるのは「馬放島」。かつて鹽竈神社の年老いた御神馬を放したことから、馬放島と言われるようになったそうです。

店舗数と種類の多さで東北最大級を誇る『塩釜水産物仲卸市場』は、新鮮な海の幸が所狭しと並ぶ、活気あふれる市場です。塩釜港直送の旬の魚介類や加工品がずらり。お気に入りのネタを選んで、自分だけの「My海鮮丼」を作るのがこの市場ならではの楽しみ方。お土産に新鮮な魚介をリーズナブルに買うのもおすすめですよ。

市場でのお買い物後は、バラエティ豊かな飲食店が軒を連ねるフードコート「セブンストリート」へ。ランチには、人気店「だし廊-SaKaNa-塩釜仲卸市場店」のラーメンを。ここの「貝の出汁らーめん」は、他店には無い“ほや”の旨味が凝縮された、唯一無二の味わいです。磯の香りと奥深いコクがたまらない一杯を、ぜひご賞味ください！

利府町にある『馬の背』は、日本三景・松島湾に突き出す細長い岩礁で、自然の力で削られてできた奇跡の絶景スポットです。最も狭い部分は幅わずか1.5mほどしかなく、その名の通り馬の背中のよう。先端まで歩いて渡ることができ、左右に広がる青い海と空、そして点在する島々のダイナミックな景色に感動します。

駐車場から遊歩道を10分ほど歩くと到着。ここ馬の背は、柵がないため、波が高い日や風の強い日は特に注意が必要。足元に気を付けて、歩きやすい靴で訪れましょう。晴れた日には、青い空と海のコントラストが美しく、SNS映えもばっちり。対岸には一回り小さな「子馬」もあります。大自然が作り出した神秘的な絶景をぜひ！

利府町の海沿い、松島町と塩竈市に挟まれた陸前浜田に位置し、一面の窓からは日本三景・松島湾を望む『MOLA MOLA CAFE』。マンボウの学術名が店名の由来で、「ボーっとできる不思議なお店になりたい」というオーナーの想いが込められています。海と山が織りなす松島の原風景の中で、ここだけの癒しのカフェタイムをどうぞ。

店内の家具はヴィンテージで統一され、おしゃれな空間。海側に設えられたカウンター席は、松島湾をひとり占めできる特等席です。刻々と表情を変える波静かな海を眺めながらいただくのは、季節のフルーツをソーダで割った人気の「オリジナルレモネード」と「チーズケーキ」。天気の良い日は、海の目の前にあるテラス席もおすすめです。

松島ならではの海の幸、松島湾を一望できる絶景テラスや庭園、お土産など松島に行くなら一度は立ち寄りたいスポット。三陸の旬の海鮮を贅沢に使った海鮮丼専門店や大判ホタテ・生牡蠣・焼牡蠣を網焼きで楽しめます。屋上展望台に上れば、松島湾の絶景を一望。遠く松島湾の島々を望む眺めは、松島随一のフォトスポットです。

日本唯一の十角三重塔「レツルタワー」が象徴的な観光拠点となっており、施設内には、松島ならではのグルメやカフェ、お土産ショップが充実。「茶屋勘右衛門」にて、可愛らしいお菓子をチョイス。ここでしか買えない松島をモチーフとした限定品も多く、お土産選びも旅の醍醐味です。