広瀬川と新川、2つの清流が織りなす緑豊かな峡谷に建つ、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝が北海道・余市に続いて開いた第2の蒸溜所。ウイスキーの製造工程は見学（要予約）が可能で、他にも有料で試飲ができるテイスティングバーや、蒸溜所限定品を含む様々な商品を販売するギフトショップなども備える。

地元出身の店主夫婦が営む、自家製粉にこだわりながら、蕎麦本来の香りとのど越しの良さを追求し続ける蕎麦店。そば粉は山形産「でわかおり」と「最上早生」を使用。その日に合うよう、ブレンドの割合を調整している。からっと揚げた天ぷらも人気の一品。店内の窓越しに望む山々に春を感じながら、香り高い蕎麦を味わおう。

1796（寛政8）年の開湯以来、明治の俳人・歌人である正岡子規など様々な文化人に愛され、多くの人々を癒やしてきた仙台作並温泉。その温泉街には、広瀬川に沿うように多彩な温泉施設が建ち並ぶ。旅館からリゾートホテルまで、旅の目的や気分に合わせて選べる宿と名湯が、日常の喧騒をしばし忘れさせてくれる。

1890（明治23）年創業の老舗豆腐店。名物は、外はカリッと中はふんわり食感の揚げたてをその場で味わえる「三角定義あぶらあげ」だ。厚さ3cmはあり、油揚げながらボリュームも満点。出来立てに、にんにく七味と醤油をかけて食すその味にはファンが多く、特に休日はお店の前に行列を成すことも。店舗は「定義如来 西方寺」の門前にあるので、境内の散策と合わせて楽しむのが王道。

「定義（じょうぎ）さん」の愛称で親しまれる、平家ゆかりの寺社仏閣。約800年の歴史が刻まれた境内巡りや写経を体験できるほか、庭園の抹茶処では本格的な抹茶を味わうことができる。開門されている16時15分までは参拝や見学を、それ以降は参道散策や買い物を楽しもう。味噌焼きおにぎりの「やきめし」や揚げまんじゅうといった名物を食べ歩くのもおすすめ。