海外も注目する岩手の魅力を再発見できるコース

米・ニューヨーク・タイムズ紙で「2023年に行くべき52カ所」に選ばれた盛岡市で、ノスタルジックな街並みと老舗の魅力をじっくり体感。翌日には、世界遺産・平泉を巡りながら、栄華を極めた奥州藤原氏の歴史を辿る。歴史の香りを感じながら、ゆったり街歩きを楽しむことができるコースです。

アイコン:カレンダー想定期間 - 1泊2日

アイコン:電卓想定予算 - 50,000円

DAY 1

JR仙台駅からスタート!
JR東北新幹線で約39分
JR盛岡駅到着
岩手県交通バス(盛岡駅前⇒盛岡城址公園)で約6分

– 10:10

開店から半世紀以上。盛岡初の紅茶専門店『TEA HOUSE リーベ』

盛岡の観光名所である櫻山神社境前の路地裏にある紅茶専門店です。最近はSNSの投稿を見た昭和レトロファン聖地となっています。2階へ続く螺旋階段を登ると、格調高い装飾のフロアが広がっています。オススメはパンの盛り合わせとスパゲッティがセットになった「日替わりランチ」です。年中味わえるアイスコーヒーも人気です。

基本情報
住所 岩手県盛岡市内丸5-3
お問合せ 019-651-1627
営業時間 7:30~19:00(土曜9:00~23:00、日曜11:00~19:00)
定休日 火曜

– 11:15

盛岡南部藩の居城『盛岡城跡』と総鎮守『櫻山神社』を歩く

盛岡城の北側、三の丸跡にある南部藩の総鎮守・『櫻山神社』。寛延2(1749)年に創建され、本殿奥にある高さ7mほどの「烏帽子岩(えぼしいわ)」は守り神として、特に健康運のご利益があることで有名。全国ネットのTVでも紹介された神社職員作のオブジェ、祭事紹介の絵画も人気です。シュールからアニメチックなものまでタッチも多彩。

寛永10(1633)年に南部重直(しげなお:3代藩主)が入城して以降、藩政時代を通じて盛岡南部氏の居城となった『盛岡城』。関東以北の石垣組の平城としては最大級といわれ、全て城内とその周辺(内丸など)で産出した花崗岩によって築かれました。今では、場内は公園として整備されており、桜や紅葉の名所としても親しまれています。

基本情報

櫻山神社

住所 岩手県盛岡市内丸1-42
お問合せ 019-622-2061
営業時間 拝観自由※授与所(御朱印受)9:00~17:00
定休日 無休
駐車場 20台

盛岡城跡公園

住所 岩手県盛岡市内丸1
お問合せ 019-651-4111(盛岡市交流推進部観光課)
営業時間 見学自由
定休日 無休
駐車場 有(盛岡城跡公園地下駐車場/有料)
徒歩5分

– 12:30

じゃじゃならココ!地元の人もイチオシする盛岡じゃじゃ麺発祥の店『白龍』

わんこそば、盛岡冷麺と並び「盛岡三大麺」に数えられているのが盛岡じゃじゃ麺です。盛岡の観光名所「櫻山神社」参道沿いにある『白龍』が発祥とされています。もちもちとした食感の平打ち麺に自家製の肉味噌、きゅうり、ネギをのせて、おろししょうがと紅生姜を添えた名物麺。酢やラー油、ニンニク、しょうがをお好みで加えてよく混ぜてからいただきます。

盛岡じゃじゃ麺に欠かせないのが「ちいたんたん」。食べ終えた皿に卵を割り、よく溶いてから割り箸と共にカウンターに戻すと麺の茹で汁を注いでもらえます。これが〆にぴったり。じゃじゃ好きはマストな一杯ですよ。創業して60年。店内の壁一面にサイン色紙がいっぱい貼ってあってたくさんの方に愛されていることがわかります。

基本情報
住所 岩手県盛岡市内丸5-15
お問合せ 019-624-2247
営業時間 9:00~20:45LO
定休日 日曜
岩手県交通バス(県庁市役所前⇒材木町南口)で約15分

– 13:45

レトロな風情の中庭も見どころ。宮沢賢治ゆかりの民藝店『光原社』

基本情報
住所 岩手県盛岡市材木町2-18
お問合せ 019-622-2894
営業時間 10:00~18:00(冬期~17:30。可否館~17:00、16:30LO)
定休日 毎月15日(土日祝の場合は翌平日に振替休)
岩手県交通バス(材木町南口⇒中央通二丁目)で約10分

– 15:15

未知の味わいのオールドコーヒーが味わえる自家焙煎珈琲の名店『機屋』

盛岡は自家焙煎珈琲の店が多いことでも知られています。なかでも盛岡はもとより全国の珈琲通でも知らぬ人のいない名店が『機屋』。 仕入れてから十年以上エイジングルームで寝かして長期熟成したオールドビーンズを自家焙煎し、ネルドリップで時間をかけて抽出するオールドコーヒーは、数多くのファンから愛されています。

1985(昭和60)年に創業した『機屋』。木の温もりを感じさせる店内は居心地の良い空間です。こだわり選んだ珈琲豆を常時20〜30種類取り揃えて、さまざまな国のコーヒーを飲み比べることもできます。また、隣接する同店直営の「本町菓子店」の手作りスイーツはこだわりの珈琲によく合うものばかりが並んでいます。

基本情報
住所 岩手県盛岡市本町通3-2-11
お問合せ 019-653-8833
営業時間 11:00〜19:00(18:30LO)
定休日 月曜、第1火曜
岩手県交通バス(中央通二丁目⇒盛岡駅前)で約10分

– 16:45

盛岡駅ビル『フェザン』で、とっておきの盛岡土産選び

盛岡を発つ前の土産選びは、盛岡駅直結の駅ビル『フェザン』へ。まず目に入ったのは、『フルールきくや』の「銘菓 三代杉」(6個入り・1,050円)。バウムクーヘンとしっとりクッキー、オレンジの香りのガナッシュと、口あたりの違う素材が調和した味わいが魅力です。40年近くにわたって愛されるのも頷けます!

昭和40年代に、盛岡市・大通りで喫茶店として始まった『チロル』。お店で提供していたセットメニューのチーズケーキが評判となり、レシピに改良を重ねながら現在の濃厚でとろけるような口どけのチーズケーキが誕生しました。「クリームチーズケーキ4号12センチ盛岡チロルふわっと超濃厚スプーンで食べるチーズケーキ」(1,680円)や「盛岡チロル雪どけ盛岡レアチーズケーキ5号15センチ」(3,120円)がお土産としても人気です。

基本情報

フルールきくや

お問合せ 019-601-5678

チーズケーキのチロル盛岡駅ビルフェザン店

お問合せ 019-623-5185

盛岡駅ビルフェザン

住所 岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44
お問合せ 019-654-1188
営業時間 本館・フェザンテラスファッション館(1〜3F)10:00〜20:00、B1F10:00〜20:30、B1Fレストラン 11:00〜21:30、おでんせ館1F9:00〜20:30、1Fレストラン 11:00〜21:30、B1F10:00〜20:30、めんこい横丁11:00〜21:30
定休日 不定休

– 17:45

これを食べるためだけに盛岡を訪れる!盛岡冷麺の超有名焼肉店『盛楼閣』

盛岡駅すぐの好立地にある『盛楼閣』。多いときは1日1000食も出るという盛岡冷麺が人気の焼肉店です。コシが強く、ツルツルとした食感の手練り麺、牛のスネ肉と牛骨などをじっくりと煮込んで作った透明なスープ、完全発酵させた特製キムチの三位一体が絶妙な美味しさを醸し出します。まさしく本場でしか味わえない一級品です。

豊富に揃う焼肉メニューは、丁寧に仕込みをした上質の黒毛和牛に注文を受けてからさらに味を揉み込んで提供しています。最高の素材と丁寧な仕事を感じさせる逸品と評判です。広くて明るい店内は、テーブル席や座敷、個室から大広間まであり、さまざまなシーンで利用することができます。全体的に落ち着いた佇まいというのも嬉しいですね。

基本情報
住所 岩手県盛岡市盛岡駅前通15-5 ワールドインGENプラザ 2F
お問合せ 019-654-8752
営業時間 11:00~24:00
定休日 なし
徒歩2分

– 19:30

岩手のクラフトビールが味わえる、ベアレンビール直営店『ビアフロントベアレン盛岡駅前』

盛岡駅の目の前、まさに盛岡のフロントに位置する、岩手の人気クラフトビール直営店。市内に数件ある直営店の中で唯一、昼ビールが飲める店です。10席弱のこぢんまりとした店内は、ちょっとした待ち時間などにも気軽に利用しやすい雰囲気です。ビールとそれによく合うツマミなどを昼から楽しめます。

基本情報
住所 岩手県盛岡市盛岡駅前通8-11 盛岡駅前ビル1F
お問合せ 019-681-0090
営業時間 11:30~23:00(フード22:00LO、ドリンク22:30LO)
定休日
ホテルへ

DAY 2

– 8:45

並んででも食べたい『福田パン』の名物パンは、種類が多くて迷うこと必至!

1948(昭和23)年創業の老舗パン店。盛岡のソウルフードとしてはもとよりコッペパンブームの聖地として全国にその名を轟かせている名店です。ふわふわの大きなコッペパンにお好みのクリームや惣菜をはさんでもらう販売スタイルはここ本店ならでは。もしも迷ったら店内に掲示されている「組み合わせランキング」を参考にしてみてください。

自由な組み合わせができる『福田パン』ですが、その中でも不動の人気商品が「あん・バター176円」です。まったりと甘いあんことバターは納得の美味しさですよ。あっさりとした甘さが魅力の「ピーナツ・バター158円」や地元の野菜たっぷりの「オリジナル野菜サンド432円」もおすすめです。校舎風の外観に教室を思わせる店内というのもどこか懐かしくて魅力です。

基本情報
住所 岩手県盛岡市長田町12-11
お問合せ 019-622-5896
営業時間 7:00~16:00(売切れ次第終了)
定休日 火曜、お盆・年末年始
徒歩12分
JR盛岡駅到着
JR東北新幹線で約39分
JR一ノ関駅到着
徒歩13分

– 11:15

『蔵元レストラン せきのいち』で一関地方の郷土料理「もち」に舌鼓

江戸時代から伝わる、岩手県南部の一関地方の郷土料理といえば「もち」です。ビールと日本酒の製造・販売をしている「世嬉の一酒造」の施設内のレストランでは、日替わり4種のもちと雑煮がセットになった「一関もち膳(1,500円・写真)」は手軽に味わえておすすめです。使い込まれた伝統的な漆器にも一関らしさを感じますよ。

国産クラフトビールの先駆け的存在でもある『世嬉の一酒造』。大正時代に建てられた石積みの蔵内では、ビールが醸造されており、予約すれば解説付きで見学もできます。レストランでは、ぜひヴァイツェン、ペールエール、レッドエール、スタウトと4つの味比べを。直売所ではビールをはじめ、様々なお土産も購入できますよ。

基本情報
住所 岩手県一関市田村町5-42
お問合せ 0191-21-1144
営業時間 11:00~15:00(14:30LO)
定休日 火・水曜日、年末年始
岩手県交通バス(一関一高前⇒中尊寺)で約25分

– 13:00

900年前の創建当初の姿を今に伝える『中尊寺金色堂』

基本情報
住所 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
お問合せ 0191-46-2211
営業時間 3月1日〜11月3日8:30~17:00、11月4日〜2月末日8:30~16:30※10分前に拝観券発行を終了
拝観料 大人800円、高校生500円、中学生300円、小学生200円※団体割引は30人以上1割引、100人以上2割引
岩手県交通バス(中尊寺⇒一ノ関駅)で約25分
一ノ関駅到着

– 15:40

地域で長く愛される、おなじみのお土産が揃う『一ノ関駅』

300年以上の「岩谷堂羊羹」の歴史の中で、羊羹専門の菓匠として誕生したのが『回進堂』。変わらぬ技と味を守り続ける羊羹は、種類豊富な商品ラインナップも魅力です。旅のお供に回進堂の「どら焼き 小倉」(1個162円)や食べ比べできる「岩谷堂羊羹 ひとくち 12本詰」(1,728円)など、選ぶ楽しみも◎。

基本情報

回進堂

お問合せ 0197-35-2636
JR一ノ関駅出発
JR東北新幹線で約32分
JR仙台駅到着

GOAL!

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