奥入瀬渓流で癒され、八戸の朝夕の魅力に浸る旅

十和田湖・子ノ口から焼山まで、約14kmを流れる奥入瀬渓流。十和田八幡平国立公園で澄んだ空気を全身に浴びれば、心身ともにリフレッシュできます。そして、地場の味覚を堪能する夜と、活気あふれる朝の二つの八戸の魅力を体験。身体全体がシャキッと目覚めてエネルギーチャージができるコースです。

アイコン:カレンダー想定期間 - 1泊2日

アイコン:電卓想定予算 - 55,000円

DAY 1

JR仙台駅からスタート!
JR東北新幹線で約1時間16分
JR八戸駅到着
八戸駅西口バス停よりJRバス東北おいらせ号で約1時間40分
石ヶ戸バス停到着
徒歩すぐ
石ヶ戸休憩所到着

– 12:40

奥入瀬渓流の魅力を体験しに、『石ヶ戸休憩所』をいざ出発

徒歩35分

– 13:15

奥入瀬渓流を代表するとも言われる『阿修羅の流れ』

『ミシュラン・グリーンガイド』で二つ星に選ばれた観光名所・奥入瀬渓流。自然に作られたルートを散策すれば、澄みきった森の空気や輝く水面、かわいらしい葉や苔など、心も身体もリフレッシュできる自然の魅力を間近に感じられますよ。出発地点から1.7キロメートル先にある『阿修羅の流れ』はテレビや雑誌、ポスターなどでも頻繁に紹介されているスポット。名前のとおり、木々の間を激しく流れる水がつくりだす猛々しい景観を、絵や写真に収めようと訪れる人が多く、休日ともなれば一日中賑わっています。(写真提供/十和田奥入瀬観光機構)

徒歩すぐ

– 13:20

水面から顔を出す無数の岩がまるで島のような『九十九島』

名前の由来は、流れから顔を出すたくさんの岩。苔や草をまとった島が点在するように見えるその眺めは、まるで庭園のよう。(写真提供/十和田奥入瀬観光機構)

徒歩20分

– 13:45

水量豊かで迫力満点の『雲井の滝』

木々に囲まれた高さ20メートルの断崖を、三段になって落下する『雲井の滝』。奥入瀬渓流沿いにある滝の中でも人気で、水量豊かな滝の音やしぶきを間近に感じれば、その迫力に圧倒されますよ。(写真提供/十和田奥入瀬観光機構)

徒歩50分

– 14:40

水がしみ出すように流れる奥ゆかしい『玉簾(たまだれ)の滝』

奥入瀬渓流沿いの国道脇にある滝。地層の模様により、幾筋もの細い水流に分かれて、水玉が岩の上で転がるように流れる姿がユニーク。(写真提供/十和田奥入瀬観光機構)

徒歩20分

– 15:05

白い絹糸のような水が幾筋も流れ落ちる『白糸の滝』

さらりと糸をかけたような姿が美しい『白糸の滝』。遊歩道の反対側にあり、木々の間から神秘的な美を堪能できる。(写真提供/十和田奥入瀬観光機構)

徒歩15分

– 15:25

段々になっている岩の上を滑り落ちるかのような『九段の滝』

名前の通り、板状節理の断面から段々になって落ちる『九段の滝』。心地よい水音を聞きながらちょっとひと休み。(写真提供/十和田奥入瀬観光機構)

徒歩10分

– 15:40

ダイナミックな自然を目の当たりにする『銚子大滝』

奥入瀬渓流で水量が一番大きく、川の本流にかかる唯一の滝がこの『銚子大滝』。高さ7メートル、幅20メートルで、水しぶきが霧となってキラキラと輝く幻想的な景色を作っています。(写真提供/十和田奥入瀬観光機構)

徒歩30分
16:13子ノ口バス停よりJRバス東北おいらせ号で約2時間
八戸駅西口バス停到着

– 19:25

「八戸前沖さば」を多彩なメニューで楽しめる『サバの駅』

八戸で食べるべきご当地料理といえば、八戸市のブランド魚「八戸前沖さば」。こちらの『サバの駅』では、店主の沢上弘さんが生み出した、アイデアが光るサバメニューの数々が味わえます。人気No.1は「銀さばトロ漬け丼」。全国ご当地丼選手権では並み居る全国のご当地丼を押しのけ、2年連続でグランプリを獲得。「漬け」ながら生に近い食感でサバの部位それぞれの旨みを堪能でき、〆には出汁茶漬けで味変も楽しめますよ。

ほかにも、サバの切り身を串にさして焼き上げる「銀さばの串焼き」も、ここに来たらぜひ食べたい名物メニュー。丁寧に骨抜きされていて安心してかぶりつけるので、パリッとした皮の食感やあふれ出る良質な脂など、サバの旨みを余すことなく味わえます。「八戸さば出汁せんべい汁」「さば棒寿司の天ぷら」など、どれも食べたくなるメニューばかり。

基本情報
住所 青森県八戸市六日町12 大松ビル
お問合せ 0178-24-3839
営業時間 17:00~22:30(ラストオーダー22:00)
定休日 日曜、第2月曜、年末年始

– 20:45

八戸の夜の〆は『味のめん匠』の八戸ラーメンで

1日目の締めくくりは、八戸繁華街のど真ん中にあり、昭和のレトロな風情が漂う屋台村「八戸屋台村 みろく横丁」にある『味のめん匠』へ。目当ては「八戸ラーメン」。煮干しと鶏ガラのダブルスープは、はじめの口当たりはあっさりながら、食べ進めるうちにほどよい塩味と、深みを感じる味わい。自家製麺のちぢれ麺もスープの持ち上げがよく、満腹でもスルスルと食べられてしまう一杯です。

豚肉と野菜を使ったジューシーな餃子と、肉を使わずニンニクも控えめな野菜餃子のどちらも味わえる「二種盛り餃子」も人気。飲んだ後にはふらりと立ち寄りたくなる、やみつきになるメニューが揃っています。

基本情報
住所 青森県八戸市六日町10-1
お問合せ 080-6011-8866
営業時間 11:00~14:30LO、17:00~翌1:00
定休日 月曜
21:30 天然温泉 南部の湯 ドーミーイン本八戸へ

DAY 2

5:50 ホテル出発
6:00 日曜朝市循環バス「いさば号」で館鼻漁港前へ

– 6:15

規模もユニークさも東北最大級の『館鼻岸壁朝市』

日曜の朝は早起きして循環バスに乗り、『館鼻岸壁朝市』へ。もともとは陸奥湊の駅前で開催されていた朝市が、2004年にこの館鼻岸壁へ移動。全長約800mにおよそ300店が軒を連ねる東北最大級の朝市となっています。鮮魚や冷凍魚、干物、野菜に乾物といった昔ながらのものから、雑貨やアート作品などラインナップも個性的。

この朝市から人気に火が付いた「大安食堂」の「しおてば」は、揚げるそばから売切れていくほど大盛況。朝市公認アイドル「pacci」のパフォーマンスや、朝市の人気者「イカドン」など、朝からテンションが上がるユニークな朝市。ぜひ足を運んでみよう。

基本情報
住所 青森県八戸市新湊3 館鼻岸壁
お問合せ 070-2004-6524(事務局)
営業時間 3月中旬~12月の日曜日に開催。夜明け~9:00
JR陸奥港駅
JR八戸線で7分
JR鮫駅到着

– 8:35

金運上昇のご利益があると言われる『蕪嶋神社』を参拝

江戸時代には八戸藩の貿易港・漁港として藩の経済を支え、昭和十八年からの埋め立て工事で陸続きとなった蕪島。その頂上付近には、鎌倉時代に創建されたとされる蕪嶋神社があります。弁財天が祀られていて、商売繁盛や漁業安全の守り神として古くから信仰されていたというこちらの神社。金運上昇や人望の上昇が期待できるパワースポットとしても知られています。御朱印も人気ですよ。

そして、蕪島はウミネコの繁殖の様子を間近で観察できる、国内唯一の観光スポットでもあります。弁財天の使いとして、昔から大切にされてきたウミネコ。蕪嶋神社には休憩所があるので、ウミネコのフンを気にすることなく落ち着いて観察ができますよ。

基本情報
住所 青森県八戸市鮫町鮫56-2
JR鮫駅
JR八戸線で15分
JR本八戸駅到着

– 10:05

「本」にまつわる様々な文化を集約し、発信する『八戸ブックセンター』

八戸市中心街の複合ビル「Garden Terrace」1階にあるのが公共施設『八戸ブックセンター』。市営の書店であり、かつどこか図書館っぽくもある、そんなユニークな存在がこちらです。並んでいる本はもちろん買うことができますが、気になる本があれば立ち読みといわず、椅子でじっくり座り読みしてもいいんです。ハンモックが設置されていたり、そんな一人がけで本が読めるスペースなどなど、館内にはワクワクする仕掛けも。

八戸の本を買うべく迷って、選書担当の森 佳正さんに尋ねてみました。おすすめされたのは、意外にも『続 窓ぎわのトットちゃん』。「この42年ぶりの続編には、著者の黒柳徹子さんが疎開されていた時のことが書かれていて、当時の八戸のこともたくさん出てくるんですよ」と森さん。そういう切り口で八戸を回ってみるのも確かにおもしろいかも。もちろん八戸の伝統行事「えんぶり」に関する本や観光ガイドなども取り揃えていますよ。

基本情報
住所 青森県八戸市六日町16-2 Garden Terrace 1F
お問合せ 0178-20-8368
営業時間 10:00~20:00(日曜、祝日は10:00~19:00)
定休日 火曜(祝日の場合は開館、翌平日休み)
徒歩7分

– 11:10

フレッシュなフルーツを使った『フルーツパーラーODAWARA』のスイーツでカフェタイム

果物屋さんに併設された、旬のフルーツを使ったスイーツが味わえるお店。目利きに自信を持つ果物屋ならではの旬のフルーツをふんだんに盛り込んだパフェやパンケーキ、サンドイッチなどを目当てに、観光客も多く訪れるそうです。

中でも人気なのは「フルーツミックスパフェ」。平皿に旬のフルーツと生クリーム、バニラアイスが山のように盛られた、見た目も華やかなメニューです。毎朝仕込むという手作りのフレッシュイチゴソースのふくよかな甘みと爽やかな酸味が、濃厚な生クリームと相性抜群。青森名産のリンゴが旬の時季には、「焼きりんごパフェ」や「焼きりんごパンケーキ」などの期間限定メニューも登場しますよ。

基本情報
住所 青森県八戸市内丸3-4-3
お問合せ 0178-24-5873
営業時間 9:30~19:00、イートイン11:00~17:45(LO17:00)
定休日 無休
南部バス 中心街ターミナル5番よりバスで19分

– 13:05

八戸のグルメが集結する“食のテーマパーク”『八食センター』

鮮魚をはじめ、乾物珍味、青果、酒、菓子、一般食肉、雑貨まで幅広いラインナップの物販と味自慢の飲食店、合わせて65店舗が集う『八食センター』。買い物はもちろん、購入した魚介やお肉を炭火焼で味わえる「七厘村」も観光客や家族連れに大人気。「七厘村」で味見をして、お土産を品定めするのもおすすめですよ。大きいものや重さのある酒などを購入しても施設内から宅配便で送る手配ができるので安心です。

数ある味自慢の飲食店の中から選んだのは、『八食センター』内の飲食店街「厨スタジアム」にある『八食市場寿司』。八食に集まる旬の食材を職人が丁寧に握る人気の回転寿司です。赤身にトロ、巻物に刺身まで食べ比べが楽しめる「マグロづくし」や、驚くほど肉厚なホタテの握り、名産のサバなど、鮮度抜群の寿司メニューを多彩にラインナップ。季節限定メニューもあるので、旬の魚介を堪能しよう。

基本情報
住所 青森県八戸市河原木字神才22-2
お問合せ 0178-28-9311
営業時間 市場棟9:00~18:00、味横丁9:00~18:00(LO17:30)、厨スタジアム9:00~21:00
定休日 水曜
南部バス 八食センターよりバスで12分

– 15:10

旅の締めくくりに『ユートリー』でお土産購入

いよいよ旅も大詰め。最後にJR八戸駅隣接の『ユートリー』にある『おんであんせユートリーおみやげショップ』で買い忘れの無いようにお土産の品定め。のしいかの間にチーズを挟んだ珍味『なかよし』はお土産にはもちろん、新幹線の中でのおつまみとして自分用にも購入。定番の『いちご煮』の缶詰も人気が高いそう。

ほかにも、様々なメーカーが出しているサバ缶や、手作りのサバやイワシのパテなど、新顔のかわいらしいお土産も並んでいて迷ってしまいますね。店内にはお土産人気ランキングのポップも掲示してあるので、参考にしながら買い忘れの無いようにしてくださいね。

基本情報
住所 青森県八戸市一番町1-9-22
お問合せ 0178-27-2227(ユートリー)
営業時間 おみやげショップ9:00~18:00
定休日 無休(12/31、1/1は休み)
JR八戸駅発
JR仙台駅着

GOAL!

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