歴史を辿りながら福島名物を堪能するコース
ソースカツ丼や田楽、ネギで食べる「高遠そば」など、福島の名物料理を堪能。鶴ヶ城や大内宿といった江戸時代の景色を垣間見るスポットから、懐かしさを感じる昭和レトロなスポットまで歴史の足跡を辿ることができるコースです。タイムスリップしたかのような気分を味わいながら、歴史もグルメも楽しもう。
想定期間 - 1泊2日
想定予算 - 50,000円
このモデルコースで巡るスポット
- 「これぞ!元祖」と言われる『なかじま』の煮込みソースかつ丼
- 懐かしくも愛しい、『昭和なつかし館』で昭和レトロにタイムトリップ!
- 老舗の専門店『満田屋』で田楽をほおばる至福の時間
- 会津に来たら必ず立ち寄りたい、人気のセレクトショップ『会津ブランド館』
- リニューアルした『鶴ヶ城』でデジタルアートに包まれる
- 伝統ある宿で、会津の今と歴史に触れる『くつろぎ宿 新滝』
- 大内宿名物『三澤屋』の「高遠そば」。ネギで上手にすくってみよう
- 小高い見晴台から『大内宿』を一望
- 宿場町の仕組みを『大内宿町並み展示館』で学ぶ
- 囲炉裏を囲んでアツアツを味わいたい『味処みなとや』の郷土料理「しんごろう」
- 遠方から訪れる価値あり!素材を楽しむモダンなカフェ『分家玉や』
– 11:30
「これぞ!元祖」と言われる『なかじま』の煮込みソースかつ丼
戦後間もない昭和23年、ハイカラな洋食屋「中島食堂」として開店した『なかじま』。ここは「煮込みソースカツ丼」(1200円)の元祖と言わる有名店です。煮込みソースかつ丼は、ボリューム満点ですが食べてみると意外とあっさり食べられます。その秘密は契約農家が育てた特製「健育美味豚」です。麦やタピオカなどの植物性飼料を与えて育て、柔らかくてヘルシーな豚肉が完成。そんなおいしい豚肉をコクと旨みのソースで煮込むことで、半世紀以上もの間、地元に愛される味が実現しました。写真は会津名物の「キャベツソースカツ丼」(1200円)。
基本情報
住所 | 福島県会津若松市上町2-39 |
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お問合せ | 0242-24-5151 |
営業時間 | 平日11:00~14:30 土日祝日11:00~15:00、17:30~20:30 |
定休日 | 毎週火曜日(祝日営業)月曜夜の部 |
– 12:40
懐かしくも愛しい、『昭和なつかし館』で昭和レトロにタイムトリップ!
七日町通りに面した人気の散策エリアに、ひょっこり現れるレトロな建物。『昭和なつかし館』は、店主が少しずつ集めた骨とう品が展示販売されているミュージアムショップです。入口で入館料(大人250円)を支払って店内へと進むと、1階はアンティークショップ「骨董倶楽部」、2階は昭和30年代の街角を再現した「昭和なつかし館」になっています。昭和なつかし館は「貧しくとも心豊かだった昭和」がテーマ。たばこ屋、銭湯などの街角や白黒テレビのある昭和のお茶の間を再現したレトロな異空間で、タイムトリップ気分を満喫できます。珍しい骨とう品を探してみるのも楽しいですよ。
基本情報
住所 | 福島県会津若松市大町1-1-46 |
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お問合せ | 0242-27-0092 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
– 13:30
老舗の専門店『満田屋』で田楽をほおばる至福の時間
江戸末期(天保5年)創業の味噌専門店『満田屋』。このお店では、会津の郷土料理「みそ田楽」が楽しめます。秘伝の味噌は、【柚子・甘・じゅうねん・山椒】の4種類。素材によって使い分け、じっくり炭火で焼きあげます。囲炉裏を使って一つひとつ手作業で焼き上げる作業は、見ていても飽きません。焼きあがった田楽を口に含むと、香ばしく懐かしい味が広がりほっこり気分に。おすすめは「みそ田楽コース」(1850円)は、こんにゃく2本、とうふ生揚、身欠にしん、おもち、しんごろう、里いも(時期によっては、じゃがいも)の6本セット。味噌蔵を改装した店内は雰囲気が良く、リピーターも多いです。
基本情報
住所 | 福島県会津若松市大町1-1-25 |
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お問合せ | 0242-27-1345 |
営業時間 | [店舗]10:00~17:00 [みそ田楽]10:30~ 16:30(L.O16:20) |
定休日 | 毎週水曜日 |
– 14:10
会津に来たら必ず立ち寄りたい、人気のセレクトショップ『会津ブランド館』
会津若松市内中心部にある、セレクトショップ『会津ブランド館』。ここでしか手に入らない商品も多く、会津雑貨のファン必見のお店です。赤べコイラストの入った巾着袋(880円)や起き上がり小法師モチーフの「こぼしイヤリング」(2090円)などが特に人気。見ていて心をくすぐられるグッズが多く並んでいるので、思わず時間を忘れて長居してしまいそう。全国のクリエイターがコラボしたハンドメイドアクセサリーや雑貨の他、会津木綿や漆器、陶器などの伝統工芸品、地元生産者とコラボした自社製造加工食品など幅広く販売。あなただけのお気に入りの商品に出合えるかもしれません。
基本情報
住所 | 福島県会津若松市七日町6-15 |
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お問合せ | 0242-25-4141 |
営業時間 | 11:00〜16:00 |
定休日 | 年末年始、不定休あり |
– 15:30
リニューアルした『鶴ヶ城』でデジタルアートに包まれる
今から約400年前、会津のお殿様だった蒲生氏郷公(がもううじさとこう)が、蒲生家の鶴の家紋から「鶴ヶ城(つるがじょう)」と名づけた『会津若松城』は、今も福島県会津若松市のシンボルです。1868年に起こった戊辰戦争で会津藩が新政府軍の猛攻に耐え、「難攻不落の名城」としても知られる日本の名城のひとつです。5層から成る美しいフォルムの天守閣、国内で唯一使われている屋根の赤瓦も見どころ。2023年4月には天守閣がリニューアルされ、歴史に秘められた「物語」をデジタル技術で体験できるようになりました。また、⼲飯櫓内部の壁⾯を使ったデジタルアートミュージアム「鶴ヶ城 光の歴史絵巻」も迫力満点。壁いっぱいの光のアートに包まれ、不思議な没入感を体感しながら会津の四季を感じることができます。天守閣入館料410円(大人)、150円(小人)、他。
基本情報
住所 | 福島県会津若松市追手町1-1 |
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お問合せ | 0242-27-4005 |
営業時間 | 天守閣博物館8:30~17:00(最終入場16:30) |
定休日 | 無休 |
– 17:00
伝統ある宿で、会津の今と歴史に触れる『くつろぎ宿 新滝』
会津の魅力を堪能したあとには、バスで東山温泉へ。今から約1,300年前に行基上人によって発見されたといわれる温泉郷は、桜、新緑、紅葉、雪見と四季折々の豊かな自然が堪能できます。本日の宿は『くつろぎ宿 新滝』。歴代の会津藩公の湯治場だった岩風呂をはじめ、戊辰戦争のときに土方歳三が刀傷を癒したという猿の湯に由縁のある風呂など、4種の源泉かけ流しの風呂が楽しめます。
2023年には5つの新しい客室がオープン。セミダブルのベッドでくつろげる「ワイドツイン」や畳スペースのある洋室の「和モダンツイン」など、多彩な楽しみ方ができる部屋が揃っています。夕食の「創作会津郷土料理膳」と会津の地酒の組合せも、旅気分をさらに盛り上げてくれますよ。渓流を眺めながら部屋で湯浴みが楽しめる特別室「半露天風呂付き客室」もあるので、ちょっと贅沢したいご褒美ステイにおすすめです。
基本情報
住所 | 福島県会津若松市東山町湯本川向222 |
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お問合せ | 0242-26-0001 |
チェックイン・チェックアウト | 15:00/11:00 |
– 12:00
大内宿名物『三澤屋』の「高遠そば」。ネギで上手にすくってみよう
福島県南会津郡下郷町にある江戸時代の会津西街道の「半農半宿」の宿場であり、400年前の街並みを今に遺すスポットとして観光客の人気を集める『大内宿』。大内宿の街道に入ってすぐの場所にある『三澤屋』は、十代続く老舗そば処。ここに来たらぜひ食べて欲しいのが、「高遠(たかとお)そば」(1320円)です。ねぎそばとも呼ばれ、たっぷりの大根おろしが入ったそばを、1本の長ネギを箸代わりにして食べる大内宿名物。ツルリとすべって食べるのにコツが必要ですが、それも楽しい旅の思い出。ネギは薬味も兼ねているので、そばと一緒にかじりつきましょう。辛みが苦手な人には素材の味が楽しめる「水そば」(1430円)がおすすめ。他にも、つきたての餅や会津の郷土料理こづゆ、にしんの山椒漬など、会津地方ならではのメニューが揃っています。
基本情報
住所 | 福島県南会津郡下郷町大内山本26-1 |
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お問合せ | 0241-68-2927 |
営業時間 | 9:30〜16:00 |
定休日 | 変動あり(詳しくはHPを確認) |
– 13:00
小高い見晴台から『大内宿』を一望
通りを奥まで歩いていくと、展望台につながる階段にたどり着きます。この階段を登ったところが大内宿イチのビューポイント。小高い丘の上にあり、30軒を超える茅葺き屋根の民家が並ぶ様子を一望することができます。まるで400年前にタイムスリップしたような絶景に、多くの観光客やカメラマンが集まります。青々と緑生い茂る夏も素敵ですが、雪積もる真冬の情緒深さも有名。季節を通して訪れたい場所です。階段は幅が狭く急なので、不安な場合は迂回路へ(冬季は迂回路のみ利用可)。安産や幼児の成長を守護する「子安観音」と財福をもたらす「弁財天」も安置、祀られています。
基本情報
住所 | 福島県南会津郡下郷町大内地内 |
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– 13:30
宿場町の仕組みを『大内宿町並み展示館』で学ぶ
大内宿のほぼ中央に位置する『大内宿町並み展示館』。館内には茅葺きに関する資料や昔の民具などが展示されています。また、こちらの展示館は本陣跡(大名の宿舎)も併設。身分の高い人のみが出入りする乗込み(玄関)や雪隠(便所)、風呂などを見学することができます。大内宿には江戸時代の問屋本陣の建物は残っていませんでしたが、重要な役割を担っていた本陣は大変重要な存在であるとして、下郷町によって復元。階段を使って2階に登れば、大内宿の街並みと共に、茅葺屋根をより近くで見ることもできます。約400年の歳月を経ても残る伝統的なこれらの建物は、村の人々による保存活動で維持され歴史を紡いでいます。
基本情報
住所 | 福島県南会津郡下郷町大字大内字山本8 |
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お問合せ | 0241-68-2657 |
営業時間 | 9:00〜16:30 |
定休日 | 元旦のみ |
– 14:15
囲炉裏を囲んでアツアツを味わいたい『味処みなとや』の郷土料理「しんごろう」
『味処みなとや』は店内に囲炉裏があり、暖かな雰囲気が特徴的な食事処。こちらで食べたいのは、炭火でじっくり焼いた「しんごろう」です。固めに炊いたうるち米を半分つぶして形作り、エゴマ味噌をたっぷり付けて焼いた南会津に伝わる郷土料理。おにぎり1個分ほどのボリュームがありますが、甘い味噌が癖になり、いつの間にかペロリと完食できちゃいます!特に、焼きたては格別。アツアツのうちに食べてください。店内は座敷や土間のテーブル掛けの他、大人数の受け入れも可能だそう。しんごろうはテイクアウトもできるので、食べ歩きにもおすすめです。
基本情報
住所 | 福島県南会津郡下郷町大内山本34 |
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お問合せ | 0241-68-2933 |
営業時間 | 11:00-16:00(1~3月は10:30-15:00) ※材料がなくなり次第終了 |
定休日 | 無休 |
– 14:20
遠方から訪れる価値あり!素材を楽しむモダンなカフェ『分家玉や』
大内宿らしい茅葺き屋根に、モダンな黄色い壁の外観。通りから見てもパッと目を惹く『分家玉や』は知る人ぞ知る、福島県内の名店カフェです。思わず「おじゃまします」と言いたくなるような懐かしい空間は、隅々までよく手入れされています。聞けば、店主の自宅も兼ねているそう。古民家での丁寧な暮らしぶりがうかがえます。こちらで味わえるのは、旬の地果物を使用した季節のスイーツやケーキ。「そのまま食べておいしいものをどのようにするか」を考え、食材を一番いい状態で伝えてくれます。窓の外には季節の花木。大切な人とのひと時をゆっくり楽しみましょう。ブルーベリーチーズケーキ(550円)、季節のパフェ(1200円~)。
基本情報
住所 | 福島県南会津郡下郷町大内権現上358 |
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お問合せ | 0241-68-2948 |
営業時間 | 10:30~17:00(LO 16:30 |
定休日 | 毎週日、月曜日 |